「子どものいいところなんて一つもない」
「うちの子は本当に出来が悪い」
子どものいいところが見つからないと悩んでいる人は、ぜひご覧ください。
いきなり質問ですが、
わが子のよいところ100個言えますか?
ボクは言えます。
なぜ言えるかというと、普段から思いついた時にスマホに記録するようにしているからです。
その積み重ねが、現在100を超えるという話です。
子どもが10歳であれば、1年で10個見つけるだけです。
30個言えない人は要注意?子どものいいところ、いくつ言えますか?
30個と書きましたが、10個も出てこないという人はかなり深刻です。
子どものいいところが思いつかない理由を考えてみる
いいところを探そうと思っても、子どものいいところなんて1つもない
このように言う人がいますが、いいところがない人間なんていません。
このように思えてしまう原因は、悪いところばかりに目がいっていることです。
悪いところばかりを見ようとすれば、当然ながらいいところは見えてきません。
子どもがいい行いをしたとしても、スルーしてしまうのです。
では、なぜ悪いところばかりに目がいってしまうのでしょうか。
人間の心理として、問題が起きた時の方が強く印象に残りやすいという面はありますが、その他にも考えられる原因があります。
気持ちに余裕がない
気持ちに余裕がない人は、些細なことですぐにイライラしてしまいます。
忙しい朝に、子どもがコップの牛乳をこぼしてしまうと、親が爆発しそうになるあの感覚がいつも続いているような状況です。
とにかく面倒なことを起こしてほしくない
これが、気持ちに余裕のない親が常に考えていることです。
「問題を起こすな」「問題を起こすな」と思えば思うほど、子どもが何かイレギュラーな行動をしたら目につきます。
ちょっと行動が遅かっただけでも、ものすごく悪い行いをしたかのように言われます。
子どもに振り回されてる
あなたはそう思っているかもしれませんが、子どもからすれば、親の機嫌をうかがいながら生活をする姿は、まさに親に振り回されているようなものです。
忙しい毎日だと思いますが、5分間だけ立ち止まって、自分の気持ちに余裕がなくなっていないか振り返ってみましょう。
子どもとの関係がうまくいっていない
子どもとの関係がうまくいっていない場合、子どもに対して少なからず負の感情を抱きます。
ここが気に入らない
ここを直してほしい
一度負の感情が芽生えると、どんどん悪い所が見えてきます。
ホーン効果という言葉をご存知でしょうか。
ホーン効果とは、人の悪い特徴が原因で、関係のない他のことまで悪いと思ってしまうことです。
例えば、刑事ドラマなどで怖い顔の登場人物が出てきたときに、
犯人に違いない
と思うような感じです。
子育てにおいては、子どもに気に入らない点があると、ふだんの何気ない行動まで悪く思えてきます。
子どものことを色眼鏡で見るようになり、感情にバイアスがかかってしまうのです。
この感覚は、関係が改善されるまで続くことになります。
子どもの悪いことばかりに目がいってしまうのは、実は子どもとの関係性が原因ではないかよく考えてみましょう。
もし、関係がよくないようであれば、まずは関係改善に努めるようにしましょう。
子育てに自信がない
子育てに自信がない人は、自分の子どものことを認めることができません。
自分に自信がないから、子どももうまくいなかいのではないかと疑心暗鬼になってしまうのです。
心配しすぎはよい結果を生みません。
欠点でもないようなところまで気になり始め、そこを直そう直そうとしてしまいます。
逆にどれだけいいところがあっても、認めてあげることができません。
子育てに自信のない方は、まずは自分のがんばりを認めることから始めるといいでしょう。
子育てはとても大変なもので、決して簡単な事ではありません。
だからこそ、子育てに立ち向かっている自分を認めてあげてください。
1人の子どもを育てているだけで、十分立派です。
子どものいいところが言えるとどんなメリットがあるのか
子どもの自己肯定感が育つ
自分にいいところがあると思うと、自信が湧いてきます。
また、子どものいいところが言えるということは、親が子どものいいところを見ようとしているということです。
すると、自然と前向きな声かけできるようになります。
子どもは親から愛されていると感じることができ、自分という存在に自信を持つことができます。
結果的に子育てが楽になる
自己肯定感の高い子は、自信を持って行動することができます。
また、自己肯定感の高い子どもは、失敗してもいつまでも落ち込むことはありません。
こうして、自己肯定感の高い子はどんどん成長することができるので、親の心配も少なくなっていきます。
つまり、子育てが楽になるのです。
子どものいいところの見つけ方
最後に、うちの子のいいところを例にしてお伝えします。
中には、「そんなことまでいいところになるの?」ということもあるかもしれませんが、どんな些細なことでも認めてあげればよいと思います。
・親や弟想い。
・運動が好き。
・絵が上手。
・細かい絵が描ける。
・字がきれい。
・コツコツと頑張れる。
・自分でいろいろな遊びやルールを決めることができる。
・1つのことを決めるのにじっくり見て考える。
・純粋。
・走るのが好き。
・よく笑う。
・弟が泣いたり怒ったりすると、笑わせようとする。
・地図が大好き。
・ユーモアがある。
・足が速い。
・よく笑う。
・やさしい。
・お兄ちゃんが大好き。
・一生懸命。
・きちんと話が聞ける。
・歌が好き。
・絵を描くのが好き。
・泣いてもすぐに立ち直る。
・周りのことをよく見ている。
・ユーモアがある。
・かわいい。
・家族に物を譲ることができる。
・意思をはっきり言える。
・楽しませようとする。
・几帳面。
正直言えば、いいところなんて何でもいいと思ってます。
大切なのは、どんなことでも認めるという姿勢です。
ありのままの子どもを認めることが、自己肯定感を育てるからです。
【自己肯定感を育てる】子どものいいところ、いくつ言えますか?まとめ
子どものいいところはたくさん見つかりましたでしょうか?
子どものいいところを認めてあげることによって、子どもは自信をもって挑戦できるようになります。
子どもが前向きに挑戦すればするほど、子どものできることが増えていき、結果的に褒めるところが増えるという好循環が生まれます。
子どものいいところを見つければ見つける程、親子関係も今よりもよくなりますよ。
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