「小学生にとっても、英語の勉強が重要なことはわかってるんだけど、どうやって教えたらいいかわからない・・」
「英語の勉強って、やっぱり塾に入るしかないかなぁ・・」
ひと昔前までは、英語の勉強は中学生から始めるものでしたが、最近では小学生から英語の授業があります。
いわゆる英語必修化です。
そして、英語は得意・不得意が非常に分かれやすい教科です。
最初はアルファベットから始まって、ゲームのような感覚がありますが、徐々にライティングが始まっていくと、スペルをどのように書くかでつまずき始める子どもが出てきます。
自分の子ども時代を振り返ってみても、周りには英語が苦手な子がたくさんいました。
これまで日本語しか見てこなかった子どもにとって、新しい言語はとても衝撃的だったのだと思います。
英語学習は幼いころから始めると、言語習得に効果があると言われています。
この記事では、子どもの英語の学習になぜアプリ学習が効果的か、また具体的におすすめの英語アプリを紹介します。
英語学習の必要性がますます高まっている
パパママ世代が子どもの頃も、英語学習の必要性は叫ばれていましたが、今はさらにその流れが加速していて、待ったなしの状況になっています。
なぜ英語学習が必要になっているか、親世代が子どもの頃とどのように変わってきているのか、その理由を見てみましょう。
小学5年生から教科化された
令和2年度より、小学校教育において英語が教科化されました。
具体的には、小学3年から外国語活動として週に1回英語の学習、小学5年からは外国語として、他の教科と同じように成績が付けられることになりました。
小学5年生の教科書を見てみると、パパママ世代が中学校に入ってから学習した内容が掲載されています。
つまり、今の子どもたちは昔に比べて2年も早く英語の学習を開始しなければならなくなったのです。
教科になるということは、これまでの英語に「触れ合う」という感覚とは違います。
授業数は週に2回です。
文法やスペルも覚えなければなりません。
5、6年生で覚える英単語は約600語あり、いかに大変かがわかります。
他の国語や算数と同じようにテストも存在します。
さらに、リスニングテストはこれまでの紙教材では対応ができません。
英語の勉強は、親もこれまでとはやり方を変えざるを得ないのです。
大学入試で英語の資格の有無が加点材料となるかもしれない
現在も議論がされているところですが、文部科学省の大学入試改革において、TOEICを始めとする民間の英語資格の得点を、大学入試の加点材料とする「大学入試英語成績提供システム」というものがあります。
正式に導入されるのがいつになるかわかりませんが、英語学習が得意であることは、国際化が進む日本においてもとても有利な武器になるのです。
逆に言えば、英語が不得意であるということは、希望の大学や就職先に進むために足かせになる可能性が高く、たかが1教科と言っていられないくらい影響があるのです。
急速な国際化の進展
近年、日本も急激な国際化の渦の中にいます。
以前に比べて、地方都市にも外国人が増えてきました。
外国人が増えてくれば、当然仕事の中での外国語の重要性が高まってきます。
また、新型コロナウイルスによりリモートやメール等によるやりとりが加速化し、英語でのやりとりの機会も爆発的に増加しています。
子どもの将来を考えたときに、英語の学習は避けては通れない大きな問題となっているのです。
小学生の英語の勉強にアプリがおすすめな理由
英語は、苦手な子が非常に多い科目であり、小学生のうちから英語ににマイナスやイメージをもっている子は多いです。
というのも、これまで日本語しか接してこなかった子どもにとって、異なる言語に接することのハードルが高すぎるからです。
しかし、苦手だからと言って切り捨てるわけにはいかないことは誰もがわかっています。
そこで、次に英語の勉強にアプリ学習がおすすめな理由を解説します。
アプリ学習がおすすめな理由①音声を聞いて学習できる
英語と他の教科の決定的な違いが、リスニングやスピーキングがあることです。
もっと言えば、そもそもの読み方がわかりません。
英語を学習するときに、スペルと読み方はセットで覚えなければならないのです。
しかし、参考書による学習では発音の確認ができません。
一方、英語学習アプリは発音を聞くことができるため、リスニング学習にも効果があります。
アプリ学習がおすすめな理由②楽しく学習できる
小学生向けのアプリは、小学生が飽きないような工夫がたくさんあります。
楽しいキャラクターや、正解するとレベルが上がるなど、子どもがつい楽しくなります。
英語の勉強は、苦痛に感じる子どももいます。
その点、アプリであれば楽しんで取り組めるので、長く続けることができます。
楽しく勉強できる時点で、第一関門突破です!
アプリ学習がおすすめな理由③無料で学習できる
学習アプリは基本的には無料のものがほとんどです。
無料なので気軽に始めることができますし、子どもに合わないと感じたら、別のアプリを試してみればよいので、勉強のハードルが非常に低く始められます。
初めからワークを購入すると、親もついやらせようと躍起になってしまいますが、子どもに勉強を押し付けるのは長い目で見て良くありません。
もちろん、英語塾も同様で、一度の体験学習ではわからないことも多いはずです。
アプリ学習がおすすめな理由④場所を選ばず学習できる
アプリ学習であれば、場所を選ばずにいつでも英語の学習をすることができます。
例えば、車の移動時間や外出先でのわずかな時間を利用して勉強することができます。
勉強といえば、机に座って鉛筆とワークで、と思っている人もいるかもしれません。
しかし、学習アプリであればまとまった時間や机がなくても手軽に勉強ができます。
また、机に座って勉強するのが苦手な子どももいます。
そのような小学生にとっても、学習アプリは効果的であると言えます。
特に英語は、ほんの30秒でも時間があれば単語を一つ覚えることができ、その積み重ねは非常に大きなものになります。
アプリ学習がおすすめな理由⑤自分から学習する習慣が身につく
勉強で一番大事なことは、子どもの主体性です。
というのも、親からやりなさいと言われて勉強を始めたとしても、人から言われたことはやがて苦痛になり、長続きしません。
アプリは楽しい要素がたくさんあるため、子どもが自分からアプリを開いて勉強しようとします。
また、机や鉛筆がなくても簡単に始めることができます。
これはとても素晴らしいことで、主体的にする勉強は、少し難しいことがあっても簡単に投げ出すことはありません。
子どものやる気をサポートする意味でも、アプリ学習はおすすめできます。
アプリ学習がおすすめな理由⑥親が側で教えなくてもよい
低学年の子どもの勉強は、基本的に親が隣にいて逐一教えてあげるイメージがあります。
実際、問題文の意味がわからなかったり、何をしたらいいかわからなかったりすると、親の助けが必要なことが多いです。
しかし、アプリであれば次に何をすべきかを視覚的に案内してくれます。
また、音声案内機能があるものもあり、子どもが勝手に一人で進めていけるようになっているのです。
子どもに英語を教えたいのに、家事や仕事などで忙しくて時間が取れないという人に、アプリ学習がオススメです。
【誰でも楽しく簡単に勉強できる】小学生の英語アプリおすすめ11選
それでは、ここからは具体的なおすすめアプリを紹介していきます。
おすすめの上位から順に紹介していきます!
ワオっち!イングリッシュスクール
ワオっち!イングリッシュスクール!
WAO CORPORATION無料posted withアプリーチ
・範囲 幼児~小学生
・設問 発音、単語
・楽しさ ◎
・ゲームを通じてアルファベットや数の数え方や挨拶など基礎的な学習を身に付けられる
・マイク機能で発音の練習ができる
・プレイ時間の制限ができる
初めて英語を学ぶ子向けのアプリで、ゲームや絵本を通じて楽しく学べます。
コンテンツを一部紹介します。
・greetings
会話や挨拶を学び、マイク機能で正しい発音をチェックしてくれます。
・tincle alphabet
歌に合わせて、アルファベットの文字を指でなぞって文字の書き方を覚えます。
・how many bubbles
泡を消していきながら、英語の数の数え方を身につけていきます。
・えいごdeかるた
かるたをしながら、英単語を楽しく覚えます。
この他にも、毎月更新される8ページほどの英語の絵本があり、音読しながら英語力やコミュニケーション能力を養うことができます。
かわいいキャラクターと一緒に学ぶことができるので、小さなお子さんも楽しんで自分から勉強できます。
英語物語
英語学習ゲーム 【英語物語】 英単語クイズアプリ
FreCre, Inc.無料posted withアプリーチ
・範囲 小学生から社会人まで選択可
・設問 単語、文法、発音
・楽しさ ◯
・「一般」「TOEIC」「英検」「英会話」からレベルが選べる
・ゲームのように敵キャラを倒しながら進んでいく
・文法問題もある
・単語帳を作ることができる
ロールプレイングゲーム形式で、街を移動しながら問題を解きながら敵キャラを倒していきます。
レベルが選べて、小学生レベルからTOEICや英会話を目指すレベルまであります。
問題形式も選ぶことができて、名詞や動詞、形容詞のほかに文法問題を選ぶことができます。
問題数も豊富で、全体で20,000問超、小学生だけでも700問超の問題を解くことができます。
自分専用の単語帳を作ることができるので、わからない単語を何度も復習するのに最適です。
小学生→中学生→高校生→大学入試→TOEIC、英検
と、自分のレベルに合わせて問題を選べるので、英語学習をどんどん進めていきたい人におすすめできるアプリです。
ビノバ英語 小学5年・6年生
ビノバ 英語 -小学5年生・6年生-
funspire, Inc.無料posted withアプリーチ
・範囲 5年~6年生
・設問 単語、文法
・楽しさ ◎
・問題に答えて敵のモンスター倒していくアプリ
・英単語がジャンル分けで出題される
ロールプレイングゲームのように、問題を解きながら敵のモンスターを倒していくゲームです。
クリアするごとに難易度が上がっていき、難敵が次々と出てきます。
英単語の問題では、「食べ物」「国名」「スポーツ」など、ジャンル別に問題が出されます。
選択式ではありますが、文章問題も出題されます。
問題総数は550問あり、繰り返し勉強することで小学校での英語勉強に十分な学力を得られます。
Lingo kids
Lingokids 子供向け英語
Monkimun Inc無料posted withアプリーチ
・範囲 幼児~小学2年
・設問 単語、発音
・楽しさ ◎
・ゲームをしながら英単語を覚える
・英単語の数は3,000以上
・オーディオブックがある
・英語の歌がある
・広告がない
小さな子どもでも、ゲーム感覚で楽しんで取り組めるアプリです。
また、広告がないため安心して一人で学習させることができます。
英単語の数が豊富で3,000以上の単語を収録しています。
また、オーディオブックや英語の歌もあり、子どもが1人で取り組める工夫がされています。
色やスポーツなどトピック別に勉強することができ、トピック数は72と豊富です。
ゲームの種類もたくさんあり、子どもが飽きずに楽しめるアプリとなっています。
小学生の英語
小学生の英語 – 子供向け英単語勉強アプリ
Taro Horiguchi無料posted withアプリーチ
・範囲 小5~小6年
・設問 単語、発音
・楽しさ ◯
・発音を聞きながら単語を覚える
・小学校で習う全280語を収録
英語から意味を選ぶ問題と、日本語から英語を選ぶ問題があり、いずれも選択問題となっています。
日本語の意味を答える問題では英語の発音が一緒に流れるので、発音を覚えることもできます。
初めに単語の勉強をした後で、テスト形式で問題が出され、得点が成績表として記録されます。
えほんで英語学習 なないろえほんの国
絵本で英語学習|なないろえほんの国
I-FREEK INC.無料posted withアプリーチ
・範囲 幼児から小学6年
・設問 なし(絵本の音読)
・楽しさ ◯
・音声を聞きながら絵本を読むアプリ
・幼児から大人まで楽しめる
絵と文字と音声で英語の絵本を読むアプリです。
ナレーションと字幕は日本語に切り替えが可能で、わからない所があればすぐに調べられます。
わからない単語をスワイプすれば、その場で単語帳に登録ができます。
ゲームで学ぶ子供英語
ゲームで学ぶ子供英語
Gennadij Tsodikov無料posted withアプリーチ
・範囲 幼児~小学2年
・設問 単語、発音
・楽しさ ◯
・30のレッスンとゲームで構成されている
・250の英単語を収録
幼児から小学校低学年向けのアプリです。
ゲームをするためには、レッスンで正解してコインをゲットしなければならないため、子どものやる気を駆り立てます。
色や数、動物などジャンルに分けて英単語を学べます。
子供の専門学校
子供の専門学校
ERUDITO PLUS Sp. z o.o.無料posted withアプリーチ
・範囲 幼児~小学2年
・設問 単語、発音
・楽しさ ◯
・ABCから学ぶアプリ
・56種類の楽しいゲームを収録
・楽しいキャラクターと一緒に学べる
3歳から小学校低学年向けのアプリです。
かわいいキャラクターと、ゲームや歌を楽しみながら英語を覚えていきます。
ゲームの種類が豊富で音楽も洗練されているので、子どもが飽きることがありません。
マイナスポイントは、無料で遊べるゲームが限られている点です。
Rakuten ABC mouse
Rakuten ABCmouse-3歳からの英語知育アプリ-
Age of Learning, Inc.無料posted withアプリーチ
・範囲 幼児~小学2年
・設問 単語、発音
・楽しさ ◎
・幼児向けアプリ
・楽天IDがあればすぐにログイン可
・アメリカで数々の賞を受賞したアプリ
・発音チェック機能あり
アメリカで数々の賞を受賞した人気アプリが日本に上陸。
ゲームや歌を中心に、小さな子どもが楽しめる内容です。
問題の出題パターンも豊富で、発音のチェック機能もあります。
課金しないといけないコンテンツが多いのが難点です。
英語勉強 小学生で覚えたらすごい英単語
英語勉強 – 小学校で覚えたらすごい英単語900
Junpei Shimotsu無料posted withアプリーチ
・範囲 5~6年生
・設問 単語、発音
・楽しさ ◯
・中学校でも活用できる900の英単語を収録
・発音機能がありリスニングの学習もできる
・カテゴリが78に分かれてる
小学生で知ってたらすごいと言われる900語の英単語を覚えるアプリです。
78ものカテゴリ別に出題されます。
各カテゴリで満点を取れば金メダルがもらえるので、子どもはやる気が出ます。
すべて4択問題となっています。
はじめての英語
はじめての英語。
MASAHIRO MIZUTANI無料posted withアプリーチ
・範囲 幼児~4年生
・設問 単語、発音
・楽しさ ◯
・数字や曜日など簡単な日常英語を出題
・発音も学べる
・単語のレベルを選ぶことができる
数字、曜日、月、あいさつといった日常に出てくる簡単な英語を学ぶことができます。
出題時に発音も出てきます。
はじめて英語を学習する人向けのアプリです。
マイナスポイントとしては、問題がエンドレスに出題され、何度も同じ問題が繰り返される点です。
アプリ学習で注意すべき点も押さえておきましょう
これまで紹介してきたように、英語の学習アプリは非常に効果的なものがたくさんありますが、アプリ学習にはいくつか注意すべき点がありますので、しっかりと押さえておきましょう。
中には有料アプリもある
学習アプリは、基本的に無料のものが多いですが,中には有料アプリがあります。
また、アプリ内のコンテンツによっては課金しなければ利用できないものがあるため、課金が必要な場合は内容をよく確認しておく必要があります。
ライティングやスピーキングなどはできない
英語アプリはいろいろな機能がついていて、多くの範囲をカバーできます。
しかし、英語のスペルを書いたり、話したりすることはできません。
その場合は別の教材を利用して勉強することをお薦めします。
視力低下に注意
勉強アプリとは言え、長時間するのは控えましょう。
視力低下の恐れがあります。
スマホやタブレットは、画面を近くで見ますしブルーライトも目を疲労させます。
小まめに休憩を挟み、できれば連続使用は20分程度にとどめましょう。
学習アプリで学ぶ楽しさを知った後にすること
これからは英会話が重要になる
英語の必要性はすでに説明した通りですが、今後は、その中でもさらに英語でのコミュニケーションを取る力が求められるようになります。
英語でのコミュニケーション能力を身につけるためには、英会話が一番の近道です。
英会話教室はもちろんですが、最近ではオンラインによる英会話教室も盛んになってきており、近くに英会話教室がなくても気軽に利用することができます。
英語アプリで、英語の知識を身につけた後は、どんどんアウトプットをする機会を求めていくと良いでしょう。
将来の仕事の場においても、英語のコミュニケーション能力は大きな武器になるはずです。
資格取得を視野に入れよう
英語に関する民間資格はたくさんあります。
子どもの頃は英検がメジャーですが、社会人になるとTOEICの得点が自分の価値を高めてくれます。
小学生でも英検に挑戦している子どもは増えていますので、どんどん子どもの挑戦を応援してあげましょう!
子どもの自学自習を応援しよう
これから先も、子どもはたくさんのことを勉強します。
そして、勉強は中学生になってもずっと続いていくものです。
その際に、子どもにとって一番大切になるのは、自分から学習しようとする習慣が身に付いているかどうかです。
いつまでも、親が勉強しなさいと言い続けるわけにもいきませんし、自ら学ぼうという姿勢がないと学力も思ったように伸びていきません。
そこで、学習アプリを終えた子どもに、さらに自学自習の習慣を身に付けさせるためには、別の教材を用意する必要があります。
市販の教材や通信講座がそれに当たります。
例えば、進研ゼミは毎年100万人以上の小学生が新規に受講しています。
【進研ゼミ小学講座】
他の通信教育も比較したい方は、コチラの記事もご覧ください。
小学生の英語の勉強法はこちら。英語アプリおすすめ徹底比較まとめ
英語の学習で苦手意識を持ってしまうと、その後の英語学習が大きく出遅れてしまいます。
英語が苦手な児童には、楽しく覚えることから始めるのがおすすめです。
いきなりワークをやらせるのもありですが、英語に嫌なイメージを持っていると逆効果になってしまいます。
まずは、アプリで楽しく勉強してみてはいかがでしょうか。
さらに、これからの時代、子どもの将来の選択肢を広げるためには、プログラミング技術は必須となってきます。
英語の勉強とプログラミングの両方が得意な子どもは、まさに鬼に金棒というところでしょうか。
興味のある方は無料体験ができます。
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