子育てで1番大変な時期は、子どもが生まれたばかりの頃。
この頃はママの体力が回復していないことに加えて、
・慣れない子育て
・一日中睡眠不足
などが重なり、体力的にも精神的にもホントにキツい。
ボクは、この時期の夫婦のあり方、特にパパの関わり方が、これから先の夫婦関係を決めると言っても過言ではないと思う。
夫婦の愛情曲線
じゃあ、パパがすごく育児をがんばればいいか、と言えば、単純にそうじゃない。
この時期にまずやるべきことは、ママのがんばりを認めて労ってあげること。
その上でパパが育児、家事を思いっきりがんばること。
労いなしのパパ育児・家事は効果半減!
ママを労うことをすべき理由
ボクは、子どもが生まれてから育児や家事をとにかくがんばった。
仕事は夕方の残業をやめて、朝、奥さんや子どもが寝ている間に出勤して仕事を片付け、夕方は定時に帰宅。
帰宅後はお風呂や寝かし付けを担当。
普段の買い物も、休みの日に一人で行ってた。
もちろん、オムツ換えもした。
でも、ボクが夕方6時に帰ってくると、奥さんは、
「やっと解放される・・」
という感じで疲れ果ててる。
早く帰って来てくれてうれしい!
という雰囲気では全然ない。
そして、ある時、奥さんに言われた言葉でハッとした。
それは、ボクが寝かし付けをしていて、なかなか子どもが寝ずに40分くらいかかって寝かせた後に言われた言葉。
「少しは私の大変さをわかってくれた?」
この言葉を聞いた時、普段、奥さんのことを労っていないことに気づいた。
そして、育児の大変さを理解していなかったことにも・・
育児は誰からも褒めてもらえない
育児は家の中で子どもと2人きり。
誰とも会わない。
世間的に見ても母親が育児をするのは当たり前。
だから、育児してるママのことを誰も褒めてくれない。
でも、1人きりの育児は、本当に本当に大変なんです!
しかも、
こんなこと、やってられるか!
と投げ出さないツラさ。
がんばったって、お金がもらえるわけでもなく、見返りもない。
やって当たり前で逃げられず、誰にも評価されない!
だから、余計にツラいんです!
育児と仕事を比較しない
パパには仕事があるから、早く帰れなかったりすることもあるでしょう。
仕事から帰って来て、休む間もなく育児をやらされて怒りが湧いてくるパパもよく聞きます。
でも、
俺は仕事をしていたんだ
金を稼いできたんだ
お前は家にいただけだろう
こんなことは、たとえ思ったとしても口に出してはいけません。
一瞬で修羅場となり、下手すれば一生挽回できないかもしれないから。
育児と仕事のどちらが大変か、なんて考えることが間違ってる。
仕事も大変だけど、育児も大変
だからこそ、仕事から帰ったら、ママに
今日一日、ありがとう。おつかれさま。
と言って労ってあげましょう。
パパにわかってほしいこと
男性は本当の意味で育児の大変さを理解できない。
ママほどやっていないから。
育児の大変さを理解することができれば、ママへの感謝の気持ちや、育児に対するパパの行動が変わるはず!
育児って本当に大変!
パパが仕事してる間、寝てる間、ママは育児をずっとしてる。
ほとんど寝ずに。
自由な時間もなく、目の前の子どもから逃げることもできず。
泣いてるのをほっとくこともできない。
泣き止まないこともたくさんある。
でも、理由がわからない。
子どもの泣き声って、ずっと続くとすごいストレスになるんです。
自分がフラフラの時はなおさら。
話も理屈も通じない子どもを育てるって、本当に大変なんです。
1人育児と2人育児とは全然違う
パパの中には、イクメンと言われる人もいる。
休みの日は育児や家事をして、ママを助けてくれる人。
世間からは羨望の目で見られます。
でも、それって1人きりの育児じゃない。
いつも隣にはママがいて、困ったらママに聞けばいい。
ママがいる安心感がある。
でも、1人の育児は大変さが全然違う。
手助けがいないし、全部1人で解決しないといけない。
わからないことも、全部自分でなんとかしやいといけない。
ちょっと待っててね
なんて子どもは聞いてくれない。
泣きっぱなしで、イライラもMAXになる。
毎日10時間以上、子どもと向き合うのは、パパは経験したことがないから絶対にその大変さがわからないと思う。
男性と女性は体力が違うこと
若い男性は力もあるし、体力もある。
子どもをだっこすることも苦じゃない。
でも、女性には一回一回のだっこが負担になる。
体力だって、男性の方がずっとある。
買い物の重い荷物も、子ども抱えながらは女性にはホントに大変。
体力面でも、女性はハードだってことわかってほしい。
だって、学生の頃、持久走とか腕の力とか、男子と女子で全然違ったでしょ。
それと同じ。
男性と女性を同じ感覚で考えちゃだめ。
母親としての責任・プライドがある
ただ、間違えちゃいけないのが、パパがママを追い抜くのはダメってこと。
ママには子どもを産んだというプライドがあるし、何より責任がある。
パパが育児の知識をつけたとしても、あまりあれこれと口出ししてはだめ。
むしろ、ママの考えに合うような行動をする。
ママを立ててあげる。
子どもにとって、ママが1番、パパは2番。
それを忘れないようにしておけば、大丈夫。
もちろんイクメンは大歓迎
ママを労ってあげるだけでいいかと言えば、それは違います。
イクメン大歓迎。
ただ、自称イクメンはかえってママを怒らせることも。
ママの負担になっていることを、言われる前に率先して動きましょう。
特に、パパがやるとママが助かるものを挙げました。
↓
・お風呂入れ
・寝かし付け
・夜中のミルク(一回でも)
・休みの日の買い物
これらを1つでもいいから始めましょう。
毎日のことだし、体力いることばかりだから、パパがやってあげるとその間ママは体力回復できるから。
ママから喜ばれますよ!
ママを楽にさせてあげることも大切
育児は手抜きしちゃダメだって思ってる人、けっこういます。
でも、育児だって手抜きOK!
母乳をこだわらずにパパがミルクあげてもOK。
離乳食手作りにせずに、レトルトでOK。
絵本の読み聞かせが大変ならDVD見せてもOK。
仕事だって、手を抜いたりサボったりすることもあるでしょう。
たまには息抜きも大切。
あとは、時短グッズを思いきって買ってみたり、家事代行たのむのもアリ。
たたでさえ育児で精神キツいのに、節約とかは負担になるから考えないようにしよう!
ママの気持ちが楽になることをしてあげよう!
最近は、宅配スーパーが誕生して、かなりおすすめ。
スーパー行くにも子連れだと本当に大変だから。
まとめ
育児って本当に大変なもの。
パパの助けがあるとないとでは、ママの負担は大違い。
でも、まずはママのがんばりを労ってあげましょう。
ママのことを褒めてあげられるのは世界にパパしませんから。
「今日も一日おつかれさま」
と言ってあげられる関係が理想ですね。
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