子どもがいる方にとって、勉強は最大の関心事と言っていいでしょう。
子どもの明るい未来を願って、幼いころから子どもに習い事をさせる親はたくさんいます。
勉強系の習い事でダントツ人気が英語です。
小さい頃から英語に親しませることで、将来英語が苦にならなくなるといううたい文句を聞いて、実際にたくさんの子どもが英会話教室に通っています。
確かに、英語の必要性は今後も増え続けることが確実視されています。
では、一度立ち止まって考えてみましょう。
必要とされる英語スキルとは何でしょうか。
実は、多くの方が
英語は大事
とは理解していても、具体的な能力については理解していません。
この記事を読めば、これから先に必要とされる英語能力とは何かや、どのようにしてそれを身に付けていくかを知ることができます。
これから求められる英語能力とは
では、早速ですが、これから先の将来に子どもたちが求められる英語能力について見ていきましょう。
単に「英語の勉強をすればよい」わけではない
英検がこの先大事であることは、みんな理解しています。
では、英語の勉強はどのようにすればよいのでしょうか。
とりあえず、英語の勉強さえしておけば、英語の能力は上がるのでしょうか。
もし、英語の勉強のために、本屋に行ってテキストや単語帳を買って勉強するのであれば、それはひと昔前の勉強方法です。
そのやり方をすると、英語の4技能「話す」「聞く」「読む」「書く」のすべてを身に付けることができなくなります。
英語が大事なことは理解していても、具体的な能力を理解していないと、自分たちが勉強してきた従来型の勉強方法をしてしまうことになります。
従来型の英語の勉強方法は、文法や単語を覚えたのち、ライティングを行う方法です。
多くの保護者の方はこの方法で英語を勉強してきました。
その結果、学校の勉強ではある程度の成績を取ることができても、会話がまるでできないという状態になってしまいました。
英語はコミュニケーションツールとなる
これからの時代、英語はビジネスにおいて、当たり前に使われるコミュニケーションツールとなっていくでしょう。
言い換えると、英語を使えなければビジネスにおいてコミュニケーションを取ることができないということです。
もちろん、日本人相手には英語を使う必要はありませんが、後述のとおり今後は海外を相手としたビジネスが当たり前になってきます。
そうなれば、英語は+アルファの能力ではなく、持っていないといけないものになります。
しかも、それは単に文法や単語力ではなく、ビジネス上でコミュニケーションが取れる程度の能力ということになるでしょう。
4技能をバランスよく身につける
では、読む力や書く力は全く必要ないかと言えばもちろんNOです。
むしろ、何かに偏ることなく、まんべんなく4技能を身につけることが大切です。
従来型の勉強法は読み書き中心。
かと言って、読み書きを排除して、聞くと話すだけに取り組んだとすると、今度は読み書きができなくなってしまうので、あくまでもバランスが大事です。
例えば、以前は就職試験の際にTOEIC【リーディングとリスニング能力を問うもの】の得点が重視されていましたが、今は、「話すこと」や「書くこと」も考慮する企業が増えています。
これは、企業が自ら英語で発信するスキルを必要としているためです。
そして、英語の勉強にはもう一つ大事なことがあります。
後で触れますが、英語は勉強する順番こそが重要なのです。
先に読み書きからスタートしてしまうと、後から「聞く」、「話す」が身に付きにくいと言われているからです。
英語がコミュニケーションツールとなるこれだけの理由
英語の必要性はこれからも増し続けることは、疑う余地はありません。
しかも、英語はビジネスにおいて話せて当たり前の時代が来るかもしれません。
これから先、英語がコミュニケーションツールとなる理由は次のものです。
オンライン会議の登場
新型コロナウイルスの出現により、世界は一変しました。
最も大きく変わったものの1つに働き方が挙げられます。
それまでは、会議や打ち合わせは対面が当たり前でした。
でも、コロナウイルスにより対面の会議は激減しオンライン会議に変わりました。
これまでは、オンラインで会議を行うツールがありませんでしたが、今では多くの企業でカメラやzoomなどが整備されました。
わざわざ出張して会議を行う必要がなくなり、海外であっても手軽にオンライン会議ができます。
海外の人と会議を行うには、当然英語で会話できる必要があります。
これまでは、ごく限られた人だけが英語で話せればよかったものが、これからはごく普通の仕事でも英会話が必要になるかもしれません。
商談もオンライン
海外の人を相手にして会話するのは、何も社内の会議だけではありません。
これから先、海外の取引先を相手にするのも増えてきます。
身内相手の会議ならばまだよいかもしれませんが、大事な取引先を相手とした場合には、ますます英会話の能力が求められるでしょう。
企業の海外進出や海外労働者の受入の増加
国内産業はすでに頭打ちの状態にあり、更に今後は人口減や働き手不足により、縮小していくことは間違いありません。
そのため、海外に進出する企業は年々増加しています。
また、国内の企業でも外国人労働者の受入が加速しています。
一緒に働く同僚にも、外国人が増えてきているのです。
若いころから外国人労働者の統括をする可能性は十分にありますので、やはりこの点から見ても英語でのコミュニケーションが取れる必要があります。
大人になってから英会話教室に通う人も多い
これから先、これまで以上に英会話が必要になってきますが、今でさえビジネスで英会話が必要となることがあります。
結局、必要に迫られて大人になってから英会話教室に通う人が多いのが現状です。
必要になった時に習えばいい
という考えもあるでしょう。
しかし、働きながら習い事をすることはかなりハードです。
そして何よりも、子どもの頃から英会話を身につけておけば、可能性が広がります。
中には、
英語が必要ない仕事を選べばよい
という考えもあるでしょうが、それは子どもの可能性を奪っているのと同じこと。
できるだけ早いうちから英語が得意になっておいた方が有利です。
なお、わが家では子どもが1歳のころからディズニー英語システムを購入して、DVDやおもちゃを使って勉強しました。
基本的に英語を聞いて、合わせて発音する仕組みだったため、リスニングや発音が向上しました。
おかげで英検などのリスニング問題は全く苦になりません。
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まとめ
これから先、英語はビジネスにおいて当たり前のコミュニケーションツールとなる可能性が十分にあります。
当然、それに合わせて就職や進学時に求められる能力も、英会話が重視されるでしょう。
これまでの文法や単語を覚えるという英語学習を改めて、4技能をバランスよく身につけられるようにしましょう。
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