小学校の先生に聞いた!ウチの子漢字が苦手で全然書けない!克服方法教えて!

勉強・知育
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小学校の先生に聞いた!ウチの子漢字が苦手で全然書けない!克服方法教えて!

うちの子は漢字が苦手で・・
ひらがなばかり書いてて不安で・・

小学校に入ると、毎年200近くの新出漢字を学習します

小学校における漢字の重要性は高く、毎日のように漢字ドリルが宿題として課されています

また、国語では小テストや50問テストなどの漢字テストが多く出されるなど、成績にも大きく影響が出ます

漢字が苦手だと、いつまでもひらがなで文字を書くことになってしまいます

この記事では、子どもが漢字が苦手な理由と、その克服方法を紹介します。

なお、この記事は現役の小学校教員の助言を受けて作成しています

まずは子どもの実力を知ろう

小学校の先生に聞いた!ウチの子漢字が苦手で全然書けない!克服方法教えて!

小学校の先生に聞いた!ウチの子漢字が苦手で全然書けない!克服方法教えて!

うちの子は漢字が苦手で・・

苦手と言ってもレベルは様々なので、まずは我が子の実力を知るところから始めましょう。

漢字テストの結果を見返す

実力を知る上では、テスト結果を確認するのが一番です。

・読みはできているか
・書き取りはどれくらい出来ているか

学期に一度、新出漢字の50問書き取りテストがありますので、定着しているか知ることができます。

このテストで、85点以上取れていれば問題ありません

それ以下の場合は、間違えた問題を中心に復習する必要があります。

また、50点以下の場合は、抜本的な対策を取らなければ、漢字が苦手という悪い状況からいつまでも抜け出せなくなるでしょう

過去の学年もチェック

国語のテストでは、欄外に前学年の漢字問題が出されることがあります。

3問程度の書き取りで、テストの点には反映されません。

しかし、この欄外の3問は本人の漢字の実力を知る上で重要な基準となります

というのも、教員の感覚では、3問とも正解できる児童は2割程度だからです

思いの外、前学年までの漢字は定着していないものです。
一度、振り返りテストを行ってみるとよいでしょう。

宿題をきちんとやっているか

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保護者の方の中には、毎日の宿題で漢字の勉強をしていて、なぜ覚えられないのか疑問に思う人もいるでしょう。

しかし、実はその宿題のやり方に、漢字が苦手になる危険が潜んでいるのです

宿題はきちんとやっていますか?

漢字は、毎日宿題で出される学校がほとんどです。

やり方は、保護者の方が子どもの頃と変わっていません。
漢字ドリルの①から⑩までの漢字をひたすらドリルノートに書いていく方法です。

ここで気をつけなければならないのが、作業になっていないかということです

ただマスを埋めるために、ひたすら漢字を書いていく。
そこに、字を覚える、という意識はなく、ただドリルに書かれた文字を書き写すだけ。

字の部首や意味などを意識せずに書き写しただけでは、記憶に定着しません。

漢字を覚えるには、音や意味を考えながら学習しなければならないのです。

答えの丸写ししていませんか?

これは多くの教員が経験していることですが、宿題で明らかに答えを丸写ししてくる児童がいます

全問正解できる力がないにも関わらず、全てが正解で、丸付けも大きな丸が一つだけ書いてあるような事例です。

当然ですが、このような子はテストでは散々な点を取ることになります

本当は学校で新出漢字をしっかりやってくれればよいのですが、なかなかそのような時間がある取れないのが実態です。

だからこそ、親が家庭である程度子どもの勉強を見てあげる必要があります。

とは言え、ずっと宿題の様子を見張る必要はありません。
終わった宿題を一目見れば、きちんと取り組んでいるかそうでないかはすぐわかるはずです

実は宿題はあまりいいやり方ではない

漢字ドリルを宿題に出すというのは、実はあまりよいやり方ではありません

前述の通り、子どもが丸写ししたり、作業になったりする恐れがあるからです。

そして、何よりも退屈な勉強になると、子どもが漢字を嫌いになる可能性もあります。

大切なことは、もし子どもが漢字が苦手な場合には、漢字ドリルをひたすら書くこと以外の別の方法があるのではないかということを考えてみることなのです

漢字の苦手克服のための効果的な勉強方法

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宿題で出される漢字ドリルだけでは思うような成果が得られない場合の、他の勉強方法を紹介します。

これらは、小学校の先生が実際に取り入れて効果のあったものや、我が家で取り入れているものです

フラッシュカード

これは、実際に小学校で取り入れられているもので、漢字が苦手な児童に効果があったものです

フラッシュカードの表には漢字、裏には読みがなが書かれていて、先生が漢字を見せた後に裏返して読みがなを見せることを繰り返します。

一般的には新出漢字を5~10枚程度用意し、紙芝居のように次々と新しい漢字を見せていきます。

別に右脳を鍛えるという話ではないので、フラッシュカードはしっかり見せれば大丈夫です。

ポイントは、目と耳でしっかりと覚えるというものです

これにより、これまで50問テストが10点台だった児童が、50点台まで改善しました

その児童は、「フラッシュカードでないと覚えられない」というほどです

実は、フラッシュカードには漢字の覚えをよくするポイントがあります。

それは、繰り返しになりますが、

ドリルを書いて覚えるだけでなく、目と耳を使って覚える

ことです。

人間は、五感をフルに使った方が記憶に定着するとされています。

フラッシュカードには、目と耳を使う覚え方であり、漢字が苦手な児童にもぴったりハマったということです。

とは言え、自分で作るのは少し大変なので、こちらがおすすめです。


指書きなぞり書き

これは、新出漢字を空中で書き順通りに指で書きながら覚えるものです

同様に、なぞり書きはドリルなどの漢字の上から指でなぞる覚え方です。

いずれも、指を動かしながら覚えるので定着率がアップします

漢字ドリルとの違いは、ドリルは作業になりがちですが、指書きは一つの漢字として意識することです。

読みと書きを別で覚える

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読み書き同時はキャパオーバー

学校で新出漢字を習う際は、読みと書きを同時に学習します。

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新しく漢字を習うのだから当たり前では?

と思う人が多いと思います。

実際、保護者の方が子どもの頃から、漢字ドリルも表には読み、裏には書きとなっていました。

しかし、人間の頭では覚えられることに限界があります。
同時に読みと書きを覚えようとしても、容量オーバーで全て覚えられません。

その結果、書きが覚えられないという状況になります

一年間で習う漢字は200字程度。
毎日新しい字が出てくるので、消化不良を起こしてしまうのです。

読みはできる!問題は書き!

実は、学校の漢字のテストを見ても、ほとんどの子は読みはできます

たとえ、50問テストが10点台の子でも、読みはできるのです

難しい漢字であっても読みはできる。
問題は、書きだということです

読みと書きを別で覚える方法とは?

新出漢字で習う時に、初めて読みを覚えていては、読み書き同時学習となります

では、いつから漢字を読むようにするべきでしょうか。

それは、ひらがなを覚え始めたころです

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ひらがなをやっと読めるようになったというのに、漢字なんて読めるわけないでしょ

と多くの人が疑問に思うでしょう。

でも、実はこれが読めるようになるんです

これは我が家で行ってきた方法で、すでに長男は小2の頃には概ね小学生の漢字が読めるようになり、小4の頃には高校生くらいの漢字も読めるようになりました。

その方法とは、

テレビを日本語字幕で見る

ただそれだけです。

それによって、目では漢字を見て、耳では音を学ぶことができます。

全く苦痛にならず、むしろ子どもも新しい漢字が覚えられるので快感を感じるでしょう。

テレビの言葉は、小学生で習う漢字ばかりではありません。
この方法により、もっと先の漢字まで読めるようになります。

一つ注意してほしいのが、書きを焦らないことです
読めるからと言って、書けるようになったわけではありません。

そこで、つい欲張って漢字の書き取りをさせないようにしましょう。
漢字の書き取りは、新出漢字として出てきた時で十分です。

そうすれば、新出漢字が出てきた時には、書きに全集中できますし、既に見たことがある字なので書きの覚えが段違いに早いです。

漢字は楽しく覚えよう

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漢字ドリルで覚えられない子は、その方法を苦痛に感じています。

そのような子には別の方法を紹介します。
いずれも我が家でやってみて成功したものばかりです。

お風呂ポスター

全学年の漢字ポスターがありますよ
毎日見れて自然に身に付きます!



https://jissenpapa.com/2021/03/22/%e3%80%90%e5%b0%8f%e5%ad%a6%e7%94%9f%e5%90%91%e3%81%91%e3%83%9d%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%80%91%e6%95%99%e7%a7%91%e5%88%a5%e3%81%8a%e3%81%99%e3%81%99%e3%82%81%e3%81%ae%e3%81%8a%e9%a2%a8%e5%91%82/

 

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どうしても苦手なこともあります

小学校の先生に聞いた!ウチの子漢字が苦手で全然書けない!克服方法教えて!
ただし、どのような方法を試しても、どうしても漢字が書けない子もいます。

そのような子は、非常に特徴的な字を書くことが多く、恐らくですが学校の先生は気付いていると思います

どうしても苦手な場合には、学校の先生に相談するのも一つだと思います。

漢字の苦手克服のための勉強方法まとめ

小学校の先生に聞いた!ウチの子漢字が苦手で全然書けない!克服方法教えて!
小学校では漢字の勉強の占める割合が高く、苦手意識は持ちたくないものです。
しかし、学校から出される宿題だけでは覚えづらいと感じる子もいるでしょう。
大事なことは、子どもにあった勉強方法を取り入れることです。
漢字が得意になれば、成績も大きく向上しますよ。

漢字が得意になった後は、通信教育でさらに学力を伸ばしましょう。

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