教師を辞めたい!
このまま続ける自信がない
教師の仕事はとてもハードです。
誰一人として、楽な思いで教師の仕事をしている人はいません。
辞められるなら今すぐにでも辞めたいと思っている教師は多いものです。
真剣に退職を考えている人はぜひご覧ください。
なお、この記事は現役の小学校教員の助言を元に作成しています。
教師をやめたい理由を考えてみる
教師をやめたいと考えている人は、まずは理由を整理してみましょう。
教師をやめたいのか
人間関係が嫌なのか
理由を整理すると、次にすべき行動が見えてきます。
長時間労働
朝早くから夜遅くまで仕事をして、それでも終わらずに持ち帰り仕事。
さらには土日もどちらかは出勤。
通知表の時期などは、毎日深夜まで働きづめ。
心身ともに疲れ果てて限界という人はとても多くいます。
やることが多すぎてついていけない
学習指導要領が改定されたかと思えば、今度はプログラミングやタブレット学習。
さらには外国語に、コロナ対応までやってきて。
教師の仕事は次から次にとんでもないボリュームになっています。
新しいことばかり増えてやることがいつまで経っても終わらない。
これでは、先生の気力が途切れてしまうのも無理はありません。
子どもや保護者との関係
教師の仕事は、人との関係が大部分を占めます。
特に、最近の子どもは対応が難しくなっています。
無気力な子
すぐに立ち歩く子
言うことを聞かない子
さらに、保護者からの要求も高く、人間関係に疲れて果ててしまって心を病む先生も多くいます。
同僚との関係
いい先生もいれば、そうでない先生もいます。
これはどの職場でも同じかもしれません。
でも、仕事の悩みの多くは人間関係と言われます。
同僚との人間関係の悩みは大きなストレスになります。
向いていないと感じる
教師の仕事は、情熱がないと続けられません。
また、子どものことが好きでなければ、大変な仕事を乗り切ることができません。
そして、何よりも日々の授業が思うようにいかずに悩んでいる。
そのような状況であれば、
自分は教師に向いていない
と考えるのも無理はないかもしれません。
職場の問題が職種の問題か
教師をやめたいと思う理由はさまざまですが、職場の問題なのか?それとも仕事自体がいやなのか?
それを考えてみましょう。
人間関係なら学校変わればよい
もし、特定の子どもや保護者、または学校内の人間関係に悩んでいるなら、学校を変われば解決する可能性があります。
その場合、異動希望を出したり、校長に相談するなどして対策をとってもらいましょう。
保護者への対応も、一人ですべて抱える必要はありません。
不当な要求に対しては、複数人で毅然と対応しましょう。
仕事内容なら続けるのは難しい
一方で、仕事内容が原因の悩みであれば、教師を続ける以上、ずっと悩みが尽きないかもしれません。
もちろん、やり方を改善したり周りの人に助けてもらったりすることで負担が軽減することはあります。
しかし、根本的な解決が難しい場合、仕事をやめることも考えた方がよいでしょう。
教師に向いていない人の特徴はこちら。
どうする転職先?おすすめは?
教員をやっていたことは、転職業界では信用となりアドバンテージをもつことができます。
しかし、一方で、民間企業で働いたことがないということは、本人にとっては苦労することもあります。
利益を追求するという民間企業の考え方は、教員の世界とは価値観が大きく異なるからです。
そこで、これまでの教員のキャリアを活かした転職先を紹介します。
公務員
教員も公務員であり、役所の考えに通じることは多々あります。
実際、教員の仕事の中で教育委員会などの役所の部署と連絡を取り合うことも多く、何度か役所に足を運んだことがある人も多いでしょう。
また、採用試験においても筆記試験を重視するところも同じで、実際に教員から役所に転職している人も多くいます。
仕事ぶりも、大きな戸惑いなくこなしていますし、一番カルチャーショックの少ない転職先だと思います。
塾講師
勉強を教える
という点で一番近いのが塾講師です。
生活指導などは一切ありませんし、保護者対応も学校ほどはありません。
子どもに勉強を教えることは苦でなければ、塾講師もよいと思います。
ただし、教員時代と違うのは、進学実績や売り上げなどを追い続けなければならない点です。
塾業界も激戦なので、やはり大変な面はあります。
資格系
教員は、一生食いっぱぐれない資格のようなもので、それに比べると民間企業には倒産や解雇リスクはあります。
そこで、手に職をもつという意味で資格が必要な仕事を選ぶのも一つです。
文系の人であれば法律系
理系の人であればプログラマーなどがおすすめです。
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内定してからやめよう
いずれにしても、転職先が内定してからやめるのがベストです。
先にやめてから仕事を探すと、収入が途絶えてしまいますし、精神的な焦りにもつながります。
ただでさえ激務の上に、仕事探しは大変だと思いますが、よい未来を目指してがんばりどころです。
転職したらどうなる?
転職するとどのような人生になるでしょうか。
この先のビジョンがあると、転職の決心がつくかもしれません。
早く帰れる
どのような仕事であっても、教員ほど帰りが遅い仕事は少ないでしょう。
教員の仕事に終わりはなく、かつ、残業代も出ないので帰りも際限がありません。
しかし、通常の職場であれば残業代や労基法の兼ね合いで、残業にもある程度制限があります。
早く帰れば、体も休まりますし、今までできなかった趣味や娯楽もできるようになります。
プライベート充実
休みもある程度確約されているので、土日を使って遊びにも行けるようになります。
また、持ち帰りの仕事がありませんので、職場を出れば完全にプライベートな時間です。
もう、毎日のように重たい書類を抱えて学校を行き来することもなくなります。
家族の時間をつくれる
家族がいる人は、これまで犠牲にしてきた家族の時間をつくることができます。
やっぱり、ごはんはみんなで食べた方がおいしいですし、お風呂や寝るのも一人はさびしいものです。
一緒にいる時間が長ければ、家族が円満でいられますよ。
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教師をやめたいまとめ
確かに教師の仕事はとてもハードです。
さらに、ブラック企業顔負けの労働条件で、みんな疲労しています。
しかし、一方で子どもの笑顔を見られる夢のある職業でもあります。
どうしても続けられないと思えば無理をする必要はありません。
自分自身を大切にしながら答えを出していただければと思います。
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