「うちの子は全然勉強しなくて困っている。」
「勉強しなさいと言っても聞かない」
「成績が悪く授業もほとんど理解できていない。」
このような悩みを抱えている方はぜひご覧ください。
子育てに関して、親の1番の悩みは子どもが勉強しないことです。
小学生になると成績が出ますので、嫌でも勉強について悩みが出てきます。
また、中学生になると進路を考えなければなりません。
このような悩みを抱える保護者は本当に多いと思います。
この記事を書いているボクは、年間100冊の育児書を8年以上読み続けており、良いと思ったものを取り入れて、たくさんの実践を繰り返している小学生2児のパパです。
この記事は、現役の小学校教員の友人の協力を得て作成しましたので、信頼性の高い記事となっています。
勉強しない子の特徴まとめ(3選)
内容が理解できない
勉強を「やらない」というより「できない」という子がいます。
授業を聞いても内容が理解できないので、勉強をやろうという気になりません。
クラスの中の1割~2割の子どもは、すでに授業についていけていません。
この状態で、「勉強しなさい」とだけ言われるのは酷なことです。
自分のことを頭が悪いと決めつけている
「周りの子ができて自分はできない」のは、頭が悪いからだと思う子どもがいます。
無理もないことではありますが、その考え方はよくありません。
自分のことを頭が悪いと決めつけると、努力をせずにすぐあきらめる子になります。
勉強をしていると、わからないことや難しい問題が必ず出てきます。
難しい問題を前にした時、「自分はどうせ頭が悪いから」と思ってしまうと、考えることを放棄します。
これを繰り返していくと、もはや勉強どころではなくなってしまいます。
ゲーム、スマホが無制限
ゲームやスマホには中毒性があります。
楽しくていつまでもやってしまいます。
しかし、ゲームやスマホは「やっている」ではなく「やらされている」状態。
子どもは知らず知らずのうちに抜け出せなくなっている恐れがあります。
生活習慣の乱れにもつながる恐れがあります。
【番外編】母親との関係が悪い
子どもが小学校高学年以降から出てくる問題です。
子どもは、親に反発するかのように勉強を遠ざけるようになります。
考えてみれば当たり前のことですが、嫌な相手の言うことは聞きたくないものです。
勉強=親から押し付けられるもの
思春期にさしかかると、このように感じて反発する子どもが現われます。
勉強する子になるために
すべての親の思いは、「子どもが勉強できるようになって将来困らないようにさせてあげたい」というものです。
そして、子どももそのことは十分理解しています。
子どもだって、本当は「勉強できるようになりたい」とみんな思っています。
親は、まず第一に子どもの心情を理解するところから始めましょう。
簡単な勉強から始める
「勉強=難しい」と思うのであれば、簡単なことから始めましょう。
わかっているような簡単な問題をやっても意味が無い
そう思うかもしれませんが、勉強できない子どもは、「わかった!」「できた!」という感覚をずっと経験していません。
勉強は「わかった!」「できた!」という感覚があってはじめて楽しいものになり、自分からやろうと思えるものになります。
遠回りかもしれませんが、子どもに「わかった!」「できた!」を味わわせるためにも、簡単な問題から取り組みましょう。
「どこまでなら理解しているか」を知る
わからない問題が出てきたときの鉄則は、わかるところまで戻ることです。
例えば、小学5年の「三角形の面積」が理解できないのであれば、子どもが「どこまでなら理解しているか」確認します。
そして、そもそも面積とは何かをよく理解していなければ、小学4年の「面積の単位」や「長方形、正方形の面積」に戻って学習します。
さらに、「三角形の特徴」が理解できないのであれば、小学3年の「正三角形、二等辺三角形」に戻って学習します。
新学習指導要領における算数の系統表
目の前の学習を理解させたい気持ちはよくわかりますが、分からない原因が、もっと以前にある可能性は十分考えられますので、「どこまでなら理解しているか」を知るところから始めましょう。
「叱る」を減らして「成長を認める」
勉強できない子どもを見ると、ついつい叱りたくなります。
しかし、叱ってばかりでは子どもの自己肯定感は下がり、ますます勉強しなくなります。
・今日は机に座った
・昨日より5分だけ長く勉強した
・わからないところを質問してきた
小さな成長が見られた時は、しっかりと認めてあげてください。
子どもは、親に認められるのが一番うれしいのですから。
ゲーム、スマホのルールを決める
ゲームもスマホも、大人でもやめられないものです。
しかし、一定のルールが必要です。
親子でよく話し合って決めましょう。
・平日は1時間まで
・寝る2時間前にはやめる
上記のルールを守ることが健全な生活習慣を身に付ける上で必要です。
「勉強=苦しいもの」という固定観念を捨てる
苦しまなくても勉強はできる
「勉強=苦しいもの」と思っている保護者の方はたくさんいます。
親自身が、小学生の頃からそのように育ってきたからだと思います。
でも、その考え方が子どもを勉強ギライにしてしまっています。
勉強は苦しいものだ。
その苦しさに耐えてこそ、忍耐力が身に付き、勉強ができるようになる。
ボクもそのように教えられてきました。
でも、苦しいものは長続きしません。
「イヤなことだけど頑張ってやりなさい」では続かないことは、これまでの経験上、大人が一番よく分かっているのではないでしょうか。
机の上以外でも勉強はできる
「勉強」=「机の上でやるもの」と思っている保護者の方もたくさんいます。
やはり、親自身が、小学生の頃からそのように育ってきたからだと思います。
実は、この考え方も子どもを勉強ギライにしてしまっています。
机に座って勉強すること自体、けっこう苦痛です。
子どもの頃、勉強机で集中できましたか?
苦痛ではありませんでしたか?
机にとらわれすぎると、子どもを勉強から遠ざけることになります。
脱机勉強法
社会人になると、じっくり机に腰を据えて勉強する時間は取れなくなります。
通勤などの移動中の時間も貴重なので、そこで勉強しようとします。
インプット中心の勉強になりますが、問題なく理解することができます。
この原理を子どもにも適用すればいいのです。
実際にボクもそうでしたが、勉強机は気が散るものです。
視界にはたくさんの本が並び、目移りしてしまいます。
「机以外では書くことができない」という批判を受けそうですが、問題ありません。
確かに、回答を鉛筆で書かないといけない問題は机でやる必要があります。
しかし、インプット作業には鉛筆は必要ありません。
(余談ですが、マーカーによるアンダーラインは効果がないと言われています。)
勉強のほとんどは机に座らずにできるのです。
座って勉強するよりも立って勉強した方が、記憶に定着するという研究もあります。
実際にボクが我が子に実践している勉強法を紹介します
詳細は別の記事で紹介するので、この記事では概要だけ説明します。
YouTube学習法
テレビ接続で、学習関連の動画を見ます。
内容がおもしろいので、子どもはガン見します。
YouTube勉強動画でおすすめはこちらです。
学習マンガ
インプットは学習マンガにお任せ。
マンガは子どもの集中力が違います。
「漢字」「算数」「科学」「歴史」「英語」「体育」全種類あります。
車の移動中も学習DVD
移動時間だって勉強時間に変えることができます。
英語や歴史などDVDも豊富にありますよ。
風呂壁&トイレポスター
スキマ時間に勉強する。
これが他の人と差をつける方法です。
さらに自宅で学習する習慣を付けたい方はこちらをご覧ください。
【勉強しないのは理由がある】勉強しない子の特徴まとめ(3選)まとめ
いかがでしたでしょうか。
勉強しない子どもは、「内容が理解できない」「自分のことを頭が悪いと決めつけている」「ゲーム、スマホが無制限」などの特徴があることがわかりました。
子どもを勉強する子に変えるためには、親子ともに考え方を変えていく必要があります。
特に、親が「勉強=苦しいもの」という固定観念を捨てることが最も大切ではないでしょうか。
よかったら机以外でできる勉強も試してみてください。
ボクは、毎日、お風呂で子どもたちに「答えのない問題」を出しています。
始めた頃は、とまどっていましたが、今では自分の考えと理由が言えるようになってきました。
問題 スパイダーマンが仮面ライダーより怖いのはなんで?
長男:笑うシーンがないから。
次男:仮面ライダーは爆発だけど、スパイダーマンは殺すシーンが普通にあってリアルだから
さらに、これからの時代、子どもの将来の選択肢を広げるためには、プログラミング技術は必須となってきます。
興味のある方は無料体験ができます。
自宅にいながら本格的プログラミング学習|Tech Kids Online Coaching
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