「かわいかった息子が反抗期になって別人に変わってしまった」
「反抗期の息子が何を考えてるのかわからない」
反抗期の子どものことでお悩みの方は、ぜひご覧ください。
反抗期は、どの家庭にもやってくる子育て最大の試練です。
特に、息子の反抗期はママを苦労させます。
これまでかわいかった息子が、突然乱暴な言葉を使うようになります。
何を話しかけてもつれない言葉しかかえってきません。
会話が成立するだけマシと思った方がよいかもしれません。
反抗期は小学4年生くらいから始まります。
子どもが反抗的だなと思った頃から対策を立てておくと、反抗期を穏やかに迎えることができますよ。
息子が反抗期かと思ったら読むおすすめの本はこちら
『男の子は10歳になったら育て方を変えなさい!』
この本を紹介する理由
この本を読んだきっかけ
ボクの周りには、小学校高学年の子どもがいる家庭がたくさんいます。
その中には、すでに反抗期を迎えている家庭もいくつかあります。
反抗期を迎えている2つの家庭は、子どもが小さい頃から家族ぐるみでの付き合いがあります。
1つは、子どもが保育園の頃からママがガミガミ注意していて、褒めているところを見たことがありません。
いつもイライラしていて子どもに文句を言っていました。
そのため、子どもは、小学1年生くらいから反抗的な態度をとっていました。
もう1つは、ママが気が弱く、いつも子どもの言いなりになっているケースです。
子どもは、保育園の頃から親に暴言を吐いていましたが、ママは叱ることはありませんでした。
この2つの家庭は、いずれも小学校高学年となり反抗期を迎えています。
小さな頃から、別の方法があったんじゃないかな
こう思ったことがこの本を手に取ったきっかけです。
著者の紹介
略歴
松永暢文さん
1957年生まれ。慶應義塾大学文学部卒。
教育環境設定コンサルタント。受験プロ。
音読法、作文法、サイコロ学習法など様々な学習法を開発し、教育コンサルタントとして講演、執筆など多方面で活躍中。
他の本の紹介
松永暢文さんには、他にも多数の著書があります。
著書の一部を紹介します。
男の子を伸ばす母親は、ここが違う!
・出版日:2006/4/1
・出版社:扶桑社
・ページ数:197ページ
賢い子どもは「家」が違う!
・出版日:2016/4/1
・出版社:星雲社
・ページ数:216ページ
将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!
・出版日:2014/12/16
・出版社:すばる舎
・ページ数:192ページ
この本の概要と構成
本の概要
・出版日:2011/12/1
・出版社:大和書房
・ページ数:211ページ
本の構成(目次抜粋)
男の子が口を閉ざす理由
・反抗期の正体
・母親のその習慣が反抗を助長する
反抗期をうまく乗り切る母親、失敗する母親
・心配性でおせっかいな母親は要注意
・息子を恋人の代わりにする母親たち
反抗期のしつけが子どもの将来を左右する
・自分のことは自分でさせよ
・ゲームやスマホとどうつきあうか
反抗期でも勉強させる方法
・「勉強しなさい」と言わずに机に向かわせる方法
・「なぜ勉強しなければいけないのか?」と聞かれたら
男の子をグングン伸ばすには
・男の子の自信を育てるには
男の子の弱点を克服するには
・男の子の打たれ弱さを克服するには
この本をおすすめする理由
実用性
211ページにわたる本書には、反抗期をうまく乗り切る母親のコツが掲載されています。
そして、『反抗期を乗り切る12カ条』として、日々の生活の中で忘れないように短く整理しています。
はっきり言えば、この12カ条を心に留めておくただけで大丈夫というほど、簡潔で的確にまとめられています。
信頼性
著者の松永暢史さんは、長年教育コンサルタントとして、反抗期の息子に苦しむ母親たちの相談を受けてきました。
また、自身の息子の反抗期も経験しており(痛い目に遭っており)、親がどのような行動を取るべきかを熟知しています。
本の最も大切な3点
著者のメッセージを紹介します。
反抗期の終わりを決めるのは、ひとえに親の言動である。
ターニングポイントは10歳。男の子は、10歳になったら育て方を変える。
どんなにひどい反抗期でも、必ずしも終わりはあるから安心すること。
ボク目線の見どころ3点
母親はいつまでも息子を子ども扱いしてしまうが、その意識を変えられるか変えられないかで反抗期の長さが決まる
反抗期は、自律するために不可欠な成長過程である
この本で何度も紹介されている言葉です。
子どもは、1人の人間として自立したがっている。
大人と同じように認めてほしいと願っている。
それに対して、いつまでも親が子ども扱いをしてお節介をすると、子どもはどんどん遠ざかっていきます。
「10歳になったら育て方を変える」とは、10歳になったら子どもを一人の人間として対等に扱うという意味だと思います。
息子の性的な変化が母親を遠ざける一因
10歳くらいになると、子どもの体には性的な変化が訪れます。
そのことは、子どもにとっては恥ずかしいことであり、特に母親には知られたくないことです。
母親が息子の変化に気付かずに、いつまでもズカズカと入り込もうとすると、拒絶されるようになります。
子どもとの距離の取り方に戸惑う方も多いですが、勝手に部屋には入らないなど、子どものプライバシーにも配慮するようにしましょう。
反抗期がない家庭の良い例、悪い例
我が家には反抗期がなかった
このような家庭が最近は増えてきています。
反抗期がないことは、一見家庭が平穏でよいことに思えますが、良い例と悪い例があります。
良い例は、一言で言えば、「子どもが自立している」ケースです。
つまり、一人の人間として扱ってもらっているということです。
この場合、子どもは自分の主張を堂々と言うことができるため、親に反抗する理由がないのです。
悪い例は、親が子どもを腫れ物に触るように接するケースです。
子どもは、至れり尽くせりで居心地がよいのですが、結局はいつまで経っても親離れができません。
子どもには言うべきことはきちんと伝えて、最終目標である「子どもの自立」に向けて促していく必要があります。
この時期の子どもには、自分のペースで進められる家庭学習がおすすめです。
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【手遅れになる前に】息子が反抗期かと思ったら読むおすすめの本まとめ
どの家庭にも反抗期はやってきます。
反抗期を迎えてからオロオロするのではなく、必ずやってくるものだと覚悟を決めてあらかじめ心の準備をしておきましょう。
母親の言動で、反抗期が長くもなれば短くもなります。
でも、反抗期は必ず終わるので安心してください。
「母親やめたい」と思っていた頃が嘘のように、いつか終わりはやってきます。
お母さんが気楽に構えることで、息子もきっと安心しますよ。
ボクは、毎日、お風呂で子どもたちに「答えのない問題」を出しています。
始めた頃は、とまどっていましたが、今では自分の考えと理由が言えるようになってきました。
問題 一つだけ願いが叶うとしたら?
長男:世界のみんなが幸せになること
次男:家族みんなが死なないこと
ママと子どもが衝突する原因の一つに勉強があります。
できれば自分で勉強できるようになってほしい。
それには通信講座がおすすめです。
例えば、進研ゼミは毎年100万人以上の小学生が受講しています。
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さらに、これからの時代、子どもの将来の選択肢を広げるためには、プログラミング技術は必須となってきます。
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