「もうすぐ入学かぁ、勉強大丈夫かな」
「友だちができるか心配」
小学一年生になる子どもをもつ保護者の方は、ぜひご覧ください。
「幼稚園の頃は、先生がしっかりと見ていてくれていたから安心していたけど、小学校に入ると勉強も始まるし、我が子がついていけるか心配」
このような親御さんの声はよく聞きます。
確かに、基本的に小学校での様子は親は見ることができないため、子どもがうまくやれているかどうか余計に心配になります。
保育園のころは毎日先生から今日の様子の報告があったり、気になることがあれば相談もできましたが、小学校の担任の先生と話せる機会は限られています。
この記事では、小学1年生のよくある親の疑問や不安への対応方法について解説していきます。
【小学一年生】子育てや学校の悩みと解決方法を紹介します(生活編)
早寝早起きができるか心配
保育園は8時半過ぎに家を出る家庭も多かったと思いますが、小学生になると通学班での集合時間までに登校しなければなりません。
ボクの子どもは7時半に家を出ているので、1時間も早く家を出ることになります。
保育園の頃と同じ睡眠時間を確保しようとすると、1時間早く寝なければなりませんが、現実的にはかなり難しいです。
すると、翌朝子どもは寝不足のまま学校に行くことになります。
小学校では授業があります。
寝不足のまま授業に臨めば、当然内容の理解が悪くなります。
子どもの勉強の成績が悪いのは、意外と睡眠不足が原因かもしれません。
一度悪い習慣がつくとなかなか直すのが難しいため、小学校一年生になるタイミングで規則正しい生活スタイルを身に付けるようにしましょう。
早寝・早起きについてはこちら。https://jissenpapa.com/2021/02/15/%e3%80%90%e5%ad%90%e3%81%a9%e3%82%82%e3%81%8c%e6%9c%9d%e8%b5%b7%e3%81%8d%e3%82%89%e3%82%8c%e3%81%aa%e3%81%84%ef%bc%81%e3%80%91%e5%ad%90%e3%81%a9%e3%82%82%e3%81%8c%e3%81%99%e3%81%a3%e3%81%8d%e3%82%8a-2/
子どもが授業中じっと座ってられるか心配
小学一年生の授業を見ると、たまに立ち歩いてしまう子どもがいます。
普段の様子を聞くと、やはり同じように立ち歩いているようです。
子どもに落ち着きがないと感じている人は不安になるかもしれません。
しかし、子どもの立ち歩きは学年が上がるにつれて徐々になくなっていき、3年生にもなればほぼいなくなります。
心配な面はあると思いますが、基本的には担任の先生にお任せすればよいと思います。
引っ込み思案で友だちができるか心配
保育園時代から、引っ込み思案で輪の中に入るのが苦手な子はいます。
親としては友だちがたくさんいる方が安心できると思います。
でも、無理に友だちを作ろうとする必要はありません。
子どもには子どもの性格があり、合わない子もいます。
特に、低学年のうちは、特定の友だちがいなくても心配はいりません。
むしろ、親が焦ってしまって、その焦りが子どもに波及してしまう方が問題です。
ありのままの子どもを受け入れて、友だちの数ではなく、子どもが興味があることについて一緒に喜んであげましょう。
好き嫌いが多くて給食が心配
ボクの子どもの頃は、好き嫌いが許されない時代でした。
完食するまで5時間目も6時間目も食べさせられていた子もいました。
今考えると完全なハラスメントですね・・
それに対して、今の小学校は寛容です。
苦手な給食があれば事前に申告することで、減らすことができます。
先生によっては、「ひと口は挑戦しよう」という人もいますが、いずれにしても子どもがきちんと申告すれば無理矢理食べさせられることはありません。
たまに親が連絡帳で書いてくるケースもありますが、やはり子どもの口から申告できることがベストです。
ママ友とはどう付き合えばいい?
小学校に入っても、ママ友との付き合いには悩ませることもあるでしょう。
特に、小学校に入ると子どもの成績が顕著になるので、場合によってはママ友からのやっかみがあるかもしれません。
どの世界でも共通して言えることですが、合わない人とは距離を置くようにしましょう。
特に小学校になると、送り迎えがなくなるため親同士が顔を合わせる機会が減ります。
もし、専業主婦の方で頻繁に顔を合わせなければならないという人であれば、思い切ってパートを始めるなど、苦手な人と徹底的に距離を置くようにしましょう。
通学班で意地悪をされる
教室での出来事は担任の目が光っていますが、見落とされがちなのが登下校です。
登下校では、大人の目がないため、いじめにつながるような行動をとる児童がいるのです。
同じ通学班の中に意地悪をする子がいる場合、毎日の登下校が憂鬱になります。
気になることがあれば登下校で問題はないか児童に聞いてみましょう。
場合によっては、一緒に登校するなど、様子を見るようにしましょう。
忘れ物が多くて困っている
忘れ物があると、授業でとても困ることになります。
ある程度は学校で貸し出しがありますが、中には予備がないものもあります。
忘れ物をして自分だけできない経験はみじめです。
最終的には一人で準備ができるようにならなければなりませんが、初めのうちは親がしっかりとサポートする必要があります。
準備のやり方を子どもに教えたうえで、まずは子どもにやらせてみて、最後に親がチェックします。
少なくとも一年生の1学期は常に親がチェックをして、一人でも問題ないようなら2学期からは一人で任せてみるのがよいでしょう。
【小学一年生】子育てや学校の悩みと解決方法を紹介します(勉強編)
入学までにひらがな、カタカナはどれくらい知ってればいい?
ひらがなもカタカナも小学校に入ってから覚えればいい
と聞いていた人もいるかもしれませんが、実際には入学前に、少なくともひらがなは全部書けるようになっているとよいです。
詳しくはこちら。
https://jissenpapa.com/2021/02/05/%e3%80%90%e5%b9%b4%e4%b8%ad%e3%83%bb%e5%b9%b4%e9%95%b7%e3%81%95%e3%82%93%e4%bf%9d%e8%ad%b7%e8%80%85%e5%bf%85%e8%a6%8b%e3%80%91%e5%85%a5%e5%ad%a6%e6%ba%96%e5%82%99%e3%80%82%e5%8b%89%e5%bc%b7%e3%81%a3/
宿題はどれくらい出るの?
小学校に入ると宿題が大変なのでは
と思っている人もいると思いますが、入学してしばらくは宿題は出ません。
先生によって差はあるかもしれませんが、宿題が始まるのは6月からです。
なので、4月、5月は楽しく学校に通い、学校に慣れることを意識すれば大丈夫です。
宿題は授業で習ったことが出されるため、1学期はひらがなや数についてプリントが出されます。
初めは文字をなぞるだけのものがほとんどです。
2学期からカタカナや漢字、たしざん、ひきざんを習い始めるため、宿題の量が増えます。
2学期以降の定番な宿題は以下の4点です。
漢字ドリル
計算ドリル
音読
計算カード
宿題にかかる時間は30分〜1時間程度です。
漢字の書き取りが苦手だったり、計算が苦手な子はかなり時間がかかってしまうため苦痛に感じるようになるでしょう。
子どもがつまずいているポイントはないかを親がチェックしてあげるとよいです。
授業の内容を理解していないようだ
1学期はテストがほとんどないため、子どもの理解度がよくわかりません。
1学期の通知表で△の項目がなければ、とりあえずは問題ありません。
最近の通知表は絶対評価のため、よほどののとがなければ△は付きません。
したがって、△があるようならば早急に対策を打つ必要があります。
通知表の見方はこちら。
https://jissenpapa.com/2021/03/14/%e5%b0%8f%e5%ad%a6%e6%a0%a1%e3%81%ae%e9%80%9a%e7%9f%a5%e8%a1%a8%e3%81%ae%e8%a6%8b%e6%96%b9%e3%82%92%e8%a9%b3%e3%81%97%e3%81%8f%e8%a7%a3%e8%aa%ac%e3%80%90%e4%bb%a4%e5%92%8c%ef%bc%92%e5%b9%b4%e5%ba%a6/
子どもの勉強を見るときのポイントは、どこまで理解しているかを見極めて、理解しているところまで遡って勉強することです。
目の前の問題が解けない原因は、もっと前の単元にあることが多いため、できる限り遡って勉強するようにしましょう。
根気がいる作業ですが、わからない所を今つぶして土台づくりをしておかないと、将来にわたってずっと苦手意識が続くことになります。
【小学一年生】子育てや学校の悩みを解決する方法まとめ
小学一年生になると、学校に関するさまざまな悩みが出てきます。
親も初めてのことなので不安に感じることもあると思います。
しかし、悩みのうちのいくつかはあまり心配しなくてもいいものや、時間の経過とともに改善されていくものもあります。
できれば入学前に子どもと一緒に準備ができていると安心です。
楽しい小学校生活が送れることを願っています。
小学校に入れば勉強ができることも、学校が楽しくなる大きな要因です。
そのために、市販の教材や通信教材を取り入れるのもおすすめです。
例えば、進研ゼミは毎年100万人以上の小学生が受講しています。
【進研ゼミ小学講座】
さらに、これからの時代、子どもの将来の選択肢を広げるためには、プログラミング技術は必須となってきます。
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