【無料学習アプリ】小学生の漢字を覚えるアプリおすすめ11選

小学生の国語において、漢字の学習の占める割合は多く、毎日の宿題や小テストなど、漢字の学習をしない日はありません。

小学校では１，０００を超える漢字を覚えなければなりません。

漢字は得意・不得意が分かれますが、その差はなぜ生まれるのでしょうか？

小学校に入学すると、学校でひらがなやカタカナの勉強を教えてくれます。
二学期からは漢字学習が始まります。

幼稚園や保育園では、タテマエ上は文字の学習はしませんので、小学校に入学したらいきなり、
・ひらがな
・カタカナ
・漢字
を怒涛の勢いで学習しなければならないのです。

この流れに乗り切れなかった人が、そのまま漢字嫌いになるという仕組みです。

この記事では、学習アプリを使って漢字を覚える方法や、おすすめの無料アプリを紹介します。

なぜ、漢字の習得にアプリをおすすめするのかも合わせて解説します。

漢字学習にアプリがおすすめな理由

漢字の習得は先取り（特に読み）が大事

それは、「読み」と「書き」を同時に覚えることです。

どういうことかよくわからない人もいるかもしれません。
「読み」と「書き」を同時に覚えるとは、普段学校でやっている覚え方のことです。

それは、
新出漢字が出てくるごとに、漢字ドリルなどで読みと書きを習うことです。

新しい漢字が出てきたのだから、その漢字の読み方と書き方を覚えるのは当たり前のことじゃないのか？
と思う人もいると思いますが、実はそこが落とし穴です。

新出漢字が出てきた時点で、読　初めてその字を見たという状態では、書きまでにたどり着くにはかなり出遅れていることになります。

は２つのステップがあります。

しかも、漢字は毎日新しい字がどんどん出てきます。
やっとのことで読みを覚えた頃には、次の漢字が出てきて、書きまでたどり着けないのです。

実際に、漢字が苦手という子のほとんどが、読みまではできます。
書きができないのです。

だからこそ、読みを先取りして覚える必要があります。
実は、読みは難しい文字でも簡単な文字でも覚えるのにあまり大差はありません。

何回も見れば読めるようになります。

例えば、
新聞や教室、体育館など、書くのは難しい字でも、子どもはよく見ている字なので読むことができます。

とはいえ、いきなり新聞や読者をしろと言っても聞きませんが、アプリであればどんどん先行して進めることができますし、読みであればほとんど苦痛もありません。

子どもが楽しんで取り組める

学習アプリは、子どもが飽きないような工夫がたくさんあります。

楽しいキャラクターや、正解するとレベルが上がるなど、子どもがつい楽しくなります。

漢字の勉強は、苦痛に感じる子どももいます。

その点、アプリであれば楽しんで取り組めるので、第一関門突破です！

親が側で教えなくてもよい

低学年の子どもの勉強は、基本的に親が隣にいて逐一教えてあげるイメージがあります。

実際、問題文の意味がわからなかったり、何をしたらいいかわからなかったりすると、親の助けが必要なことが多いです。

しかし、アプリであれば次に何をすべきかを視覚的に案内してくれます。

また、音声案内機能があるものもあり、子どもが勝手に一人で進めていけるようになっているのです。

子どもに漢字を教えたいのに、家事や仕事などで忙しくて時間が取れないという人に、アプリ学習がオススメです。

子どもが自分から勉強するようになる

勉強で一番大事なことは、子どもの主体性です。

親からやりなさいと言われて勉強を始めたとしても、人から言われたことはやがて苦痛になり、長続きしません。

アプリは楽しい要素がたくさんあるため、子どもが自分からアプリを開いて勉強しようとします。
また、机や鉛筆がなくても簡単に始めることができます。

これはとても素晴らしいことで、主体的にする勉強は、少し難しいことがあっても簡単に投げ出すことはありません。

子どものやる気をサポートする意味でも、アプリ学習はおすすめできます。

お金がかからない

学習アプリは基本的には無料のものがほとんどです。

無料なので気軽に始めることができますし、子どもに合わないと感じたら、別のアプリを試してみればよいので、勉強のハードルが非常に低く始められます。

初めからワークを購入すると、親もついやらせようと躍起になってしまいますが、子どもに勉強を押し付けるのは長い目で見て良くありません。

子どもが挫折しにくい

漢字が苦手な子は、初めは書きがうまくできません。

何度練習しても、正しく書けないと、次第に子どもはイライラし始めます。
うまくいかないと、子どもは苦痛に感じて続ける気力がなくなるのです。

子どもの気分を乗せるのはとても難しいものです。

その点、アプリは指でなぞれば文字が浮き出てきて、疲れることもありません。

まだしっかりと集中できない子どもには、アプリ学習がオススメできます。

【無料学習アプリ】小学生の漢字を覚えるアプリおすすめ11選

おすすめランキングの上位から紹介していきます。

小学生手書き漢字ドリル1026

漢字を書いて覚える学習アプリです。
教育専門誌や書籍、教育委員会のウェブサイトでも取り上げられるほど人気のあるアプリです。

小１から小６までの全学年をカバーしています。
各学年の漢字は、五つごとに出題されます。

文字判定のハネは少し甘めでも大丈夫。
苦手な文字は繰り返しトライすることができます。

全問正解すると表彰状ももらえますよ！

少し広告が多いかな、と思うのが惜しいところです。

小学一年手書き漢字ドリル

読み・書き両方に漢字を覚えるアプリです。

書き問題は、指で書いた文字が浮き出てくる方式です。

書きの練習は、大きな画面に書くことができます。

画像がかなり見やすく、総合的に見て完成度の高いアプリと言えます。

国語海賊１～６年

冒険ゲームのように海賊と漢字問題でバトルしながら進んでいくアプリで、特に子どもが喜びそうな仕掛けがたくさんあります。

例えば、回答するときは爆弾を投げつけて相手を倒したり、正解するごとに宝箱がもらえてボーナスがたまればお宝がゲットできます。

漢字の書き問題もありますが、指でなぞるのではなく複数の選択肢から選んで回答するので、どちらかと言えば読みを重視したアプリと言えます。

間違えた問題を記録してくれますので、苦手な漢字を重点的に覚えることができます。

ひとコマ漢字　小学生

書きのみのアプリです。

問題の答えを指で書いて回答します。
指でなぞった文字が、達筆な文字になって出てくるのでテンションが高くなります。

このアプリのおもしろいところが、新出漢字に合わせてイラスト付きの例文が出てくるので、漢字の意味や言葉の使い方とともに記憶に定着しやすくなります。

小学一年生漢字練習ドリル

なぞり書きを中心に漢字を覚えるアプリです。
正しい書き順で、きれいな文字を書かないと次の文字に進むことができません。

なぞり書きは３回正確に書くことが必要になるため、根気が必要です。

練習した回数が記録されており、後から復習する際に役立ちます。

漢字クエスト

読みのみのアプリとなっていますが、熟語の学習もできます。

ロールプレイングのように、モンスターを倒してクリアして先に進んでいくアプリです。

このアプリの特徴は、音声認識機能があることで、読みをしゃべって回答できますので、いちいち文字を打たなくてもよいです。

クリアするごとに新しい武器や道具がもらえて、テンションが上がります。

にねんせいの漢字

読みを中心としたアプリです。

制限時間内に選択肢の中から回答を選びます。
練習モードとテストモードがあり、間違えた問題は復習することができます。

小学生漢字ドリル

書きを中心としたアプリです。

指でなぞったところに文字が出てきます。

全学年の範囲をカバーしていますが、少し残念なのが、無料版の範囲が限定されていることです。

無料版は全体の２割程度しか学習することができません。

きらプリver2

女の子向けのかわいいキャラクターといろいろな勉強やゲームをして楽しむアプリです。

漢字は、読みのみのアプリとなっていますが、熟語の学習もできます。

漢字の他に算数や英語の勉強ができます。

また、ゲームも盛りだくさんで着せ替えやステージなど、レベルアップしていくことでできることが増えていきます。

遊び要素がけっこうあるので、勉強してるかと思ったら遊んでた、ということに注意しましょう。

漢字練習

なぞり書きで漢字を覚えるアプリです。

正しい書き順で、きれいな文字を書かないと次の文字に進むことができません。

マイナスポイントは、広告が多いことと読みが載っていないことです。

ドラえもん親子で漢字あそび

ドラえもんもキャラクターが登場して、ストーリーに合わせて漢字の勉強ができます。

練習モードと対戦モードがあり、練習モードではなぞり書きができます。

対戦モードでは、漢字の読み書きや熟語についても学習することができます。

クリアしていくごとに新しいひみつ道具がもらえるので、子どものモチベーションが高くなります。

モードによってはおためしの回数制限があり、それを超えると課金しなければいけないのが難点です。

学習アプリの注意すべきポイント

紙と鉛筆で文字を書くのとは異なる

学習アプリは、指でなぞれば文字として画面に表示されます。
しかし、学習アプリで書き順を覚えて字を書けたとしても、鉛筆を使って書けるかと言えば少し違います。

鉛筆には正しい持ち方があり、ある程度指の力がないと文字を書くことができません。
また、漢字は曲線が多いため、思うように字が書けないことがあります。

なぞり書きがやりにくいアプリもある

なぞり書きができるアプリは非常に人気があります。
タブレットを了解する場合は問題ありませんが、スマホの場合、アプリによっては画面が小さくてなぞり書きがやりにくいものがあります。

子どもはまだ細かい字を書くことができないため、子どもの様子を見ながらアプリを選択しましょう。

視力低下に注意

勉強アプリとは言え、長時間するのは控えましょう。
視力低下の恐れがあります。

スマホやタブレットは、画面を近くで見ますしブルーライトも目を疲労させます。
小まめに休憩を挟み、できれば連続使用は20分程度にとどめましょう。

学習アプリで学ぶ楽しさを知った後にすること

これから先も、子どもはたくさんのことを勉強します。
そして、勉強は中学生になってもずっと続いていくものです。
その際に、子どもにとって一番大切になるのは、自分から学習しようとする習慣が身に付いているかどうかです。
いつまでも、親が勉強しなさいと言い続けるわけにもいきませんし、自ら学ぼうという姿勢がないと学力も思ったように伸びていきません。

そこで、学習アプリを終えた子どもに、さらに自学自習の習慣を身に付けさせるためには、別の教材を用意する必要があります。
市販の教材や通信講座がそれに当たります。

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2021.06.13

例えば、進研ゼミは毎年１００万人以上の小学生が新規に受講しています。
【進研ゼミ小学講座】

我が家でやっているその他の漢字学習法

YouTube以外にやっている我が家の漢字学習法を紹介します。
漢字は、いろいろな場面で何度も目にすることにより覚えます。
だから、いろいろなシーンで目にとまる工夫をしています。

お風呂漢字ポスター【漢字学習】

お風呂の壁に漢字ポスターを貼って、１週間に１枚をローテーションで回します。
６学年分あるので、６枚ですね。
一つ上の学年の漢字を特に興味もって見ていますよ。

お風呂ポスターは学習の定番だと思いますが、何気なくお風呂の壁を見ると目に入ってくるので、自然な感じで覚えられます。

我が家にあるポスターはこちらです。

日本語字幕【漢字学習】

テレビの字幕設定を使って、日本語の字幕を入れます。
難しい漢字も使用されていますが、耳で言葉が聞こえるので自然と漢字を覚えるようになります。
これは、ひらがなやカタカナの勉強にも使えます。

漢字学習はガンガン先取りしよう

漢字はガンガン先取りしましょう。
「書き」は授業の進行に合わせればよいですが、「読み」はどれだけ先取りしてもいいです。

理由は、漢字を読めるようになると世の中のことがわかるようになるからです。
漢字が読めない児童から見れば、テレビや新聞や外の看板の漢字は全て外国語と同じように見えるでしょう。
しかし、漢字が理解できれば情報量が圧倒的に増えます。

全ての漢字が理解できなくても、一文字でも読めれば興味がわきます。
勉強においては、興味をもつことが一番大切です。

漢字は進んで読めるようにしたいですね。

 

小学校の先生おすすめの漢字の学習法はこちら。

小学校の先生に聞いた！ウチの子漢字が苦手で全然書けない！克服方法教えて！

小学校では漢字の勉強の占める割合が高く、苦手意識は持ちたくないものです。しかし、学校から出される宿題だけでは覚えづらいと感じる子もいるでしょう。大事なことは、子どもにあった勉強方法を取り入れることです。漢字が得意になれば、成績も大きく向上しますよ。

jissenpapa.com

2022.01.06

 

【無料漢字アプリ】小学生の漢字学習アプリおすすめまとめ

漢字の学習で苦手意識を持ってしまうと、勉強自体が嫌いになってしまう恐れがあります。
漢字学習が苦手な児童には、楽しく覚えることから始めるのがおすすめです。
いきなりワークをやらせるのもありですが、漢字に嫌なイメージを持っていると逆効果になってしまいます。
まずは、アプリで楽しく勉強してみてはいかがでしょうか。

漢字ドリルと言えば、不動の人気教材がこちら。
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さらに、これからの時代、子どもの将来の選択肢を広げるためには、プログラミング技術は必須となってきます。
興味のある方は無料体験ができます。

自宅にいながら本格的プログラミング学習｜Tech Kids Online Coaching

 

小学生向けの英語アプリについてはこちらをご覧ください。

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ひと昔前までは、英語の勉強は中学生から始めるものでしたが、最近では小学生から英語の授業があります。そして、国際化の急速な進展によって英語の必要性は今後も増え続けるでしょう。英語は、小さな頃から取り組むことで、より効果が高くなると言われています。気軽に取り組み始めることができる英語アプリについて解説します。

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2021.05.16