算数を子どもに理解させるには、できるだけ具体物に触れさせた方がイメージが湧きやすいと考え、これまで様々な知育玩具を買ってきました。
例えば、たし算やひき算は、実際に手を動かしながらかぞえた方がよいと思い百玉そろばんを買いました。
小3から始まる分数や小数については、具体物がなかなかないと思っていたところ、分数も小数もどちらもカバーするグッズを見つけたので迷わず買いました。
算数タワーキューブの概要
セット内容
キューブ51個
<内訳>
・「1」 1個
・「1/2」 2個
・「1/3」 3個
・「1/4」 4個
・「1/5」 5個
・「1/6」 6個
・「1/8」 8個
・「1/10」10個
・「1/12」12個
サイズ
最大ブロック高さ 約12cm
対象年齢
6歳以上
デザイン
全9色(赤・ピンク・橙・黄・緑・水色・青・紫・黒)
スペック
タワーキューブは、分数、小数、パーセンテージを学習できる算数教材です。
各キューブの側面には「1/4」・「0.25」・「25%」など同じ大きさの複数の表現方法が一つのブロックの各面に書かれており、視覚的に分数、小数、パーセンテージを学ぶことができます。
算数タワーキューブの良かった点
算数タワーキューブの良かった点①分数・小数・%が同時に覚えられる
学校の授業では、分数、小数、%は別々に教えられます。
大人はすぐに変換できても、子どもは行ったり来たりして混乱します。
しかし、実はどれも同じものを別の表記で表しているだけなのです。
タワーキューブは一つのキューブに
「1/4」「0.25」「25%」
と書かれているので、同じものと理解できます。
算数タワーキューブの良かった点②全部同じ高さで比較できる
「1/2」のタワーは「1/2」を二つつなげると「1」と同じ高さ
「1/6」を三つつなげたら「1/2」と同じで、六つつなげたら「1」と同じ高さ
このように、分数や小数のたし算やかけ算の概念も理解できます。
算数タワーキューブの良かった点③カラフルで分かりやすい
タワーキューブはすべて色が違うので、それぞれの違いが分かりやすいです。
例えば、「1/12」と「1/6」をつなげると「1/4」と同じ高さになることが、3色で表されます。
また、片付けの時にも同じ色で揃えるのが楽です。
算数タワーキューブの悪かった点
算数タワーキューブの悪かった点①はめるのが面倒
タワーキューブは、ブロックのようにはめることで視覚的に量がわかりやすくなります。
「1/2」や「1/3」であれば少ないですが、「1/8」「1/12」は全部はめるのは少し手間ですw
算数タワーキューブの悪かった点②立たせると不安定
写真の通り、細長いブロックを直立させるので、平らなところでないとうまく立ちません。
固い床や机の上で立てることをお勧めします。
類似商品比較
こちらも我が家にあるのですが、くもんの分数パズルが類似商品です。
これは、分数しかありませんが、円形で、1/4などのイメージがブロックよりもわかりやすいです。
算数タワーキューブは一挙三得という感じですが、分数パズルは分数特化型としていいですよ。
算数タワーキューブのまとめ
「小4の壁」という言葉があります。
算数では、抽象的な概念が出てきて難易度が上がります。
その代表が分数です。
算数タワーキューブは、「分数」「小数」「%」が同じものとして一つのキューブで表記されているため、子どもがまとめて理解できます。
子どもを算数嫌いにしないためにも、家に欲しいアイテムですね。
玉そろばんに関する記事はこちら。
その他の知育玩具はこちらをご覧ください。
また、算数に特化した通信教育はこちらです。
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