「ワンオペ育児ってなんなの?意味不明ななんだけど」
いつも育児と家事に追われていて爆発寸前の方は是非ご覧ください。
ここ5年くらいの間に、「ワンオペ育児」という言葉が一気に広がりました。
元々は、飲食業界で一人で全ての業務をこなさなければならない闇の状況をワンオペと言ったことが始まりだそうです。
昔は奥さんが家庭内の全てを行い、家事も育児もついにはしつけまで一人で担っていました。
しかし、時代は変わり、いつまでもそのような状況は許されなくなりつつあります。
でも、まだまだうちはワンオペだ!育児は二人でやるものであって、そんなの意味不明だ!
と爆発寸前の方は、息抜きに是非ご覧ください。
そもそもワンオペ育児ってナニ?
家庭でさまざま
ワンオペ育児は意味不明だと言っても、実は本当に意味がわからないところがあります。
うちはワンオペ育児だよ!
うちもワンオペ育児!
という会話をママたちの間で聞きますが、実は中身はけっこう違うもの。
ワンオペ育児という人の中身をザッと解説すると、こんな感じです↓
・専業主婦で旦那10時帰宅
・専業主婦で旦那6時帰宅
・共働きで妻6時旦那9時帰宅
・共働きで旦那単身赴任
・共働きで子どもが4人
一口にワンオペ育児と言っても人それぞれです。
とにかくツライ!
ワンオペ育児はとにかくツラいです。
子どもが小さければ、常に子どもに目を配りながらあらゆる家事をこなさなければなりません。
赤ちゃんであれば、そこに慢性的な睡眠不足も加わります。
子どもは一切待ってはくれないので、ママの体調が悪くてもお構いなしです。
ママは自分の病気もそっちのけで子どもの面倒を見なければなりません。
俺は日中働いてるんだから、妻がワンオペなのは当たり前だろ
と何もしてくれないパパだった場合は最悪です。
ママが体調悪くても、平気で
ご飯まだ?
と言ってくる人もいます。
いかなる状況でもワンオペ育児というのは、まさに意味不明です。
ママの間でも意見分かれる
ワンオペ育児の定義が人によって違うということは、人によっては、
それはワンオペ育児とは言わないでしょ。意味不明なんですけど。
という意見が存在することにもなります。
例えば、平日は深夜まで旦那が帰ってこない家から見ると、平日旦那が寝かし付けはやってくれる家庭を見ると、ワンオペ育児とは認めたくないでしょう。
逆に、平日6時に旦那が帰ってくる家でも双子の育児をしていれば日中でヘトヘトになり、他の人に比べて自分の方が大変だと感じるはずです。
結局のところ、それぞれの家庭や子どもの状況で随分左右されるのです。
ワンオペ育児の原因は?
ママを悩ませるワンオペ育児はなぜ起きるのでしょうか。
原因がわかれば、解決策が見えてくるかもしれません。
旦那の仕事が忙しすぎる
一番多い理由が旦那の仕事の帰りが遅いことです。
ママの理想は7時には帰宅して、夕飯やお風呂、寝かし付けという三大イベントを手伝ってほしいもの。
でも、これらのどれか一つでもワンオペでやろうとすると、大きな負担を抱えることにやります。
旦那に何を言っても、
仕事だから無理
と改善しようとはしてくれません。
また、旦那が土日が仕事の場合も、ママ一人で一日中子どもの面倒を見たり外に連れ出したりしなければならないため、大きな負担になります。
旦那が非協力的すぎる
家にいるのに何もしない旦那もワンオペ育児の原因です。
何を言ってもスマホをいじってばかりで手伝う気がない。
何もしないどころか、服を脱ぎ捨てるなど、かえって面倒なことが増えるばかり。
ママも何度か旦那と向き合おうとしてきたけど、最後は諦めてしまったケースです。
目の前にいるのにワンオペ育児というのは、ある意味いないよりもストレス大です。
パパの言い分を聞いてみると
ある夫婦に、旦那の育児協力度合いについてアンケートをとると、おもしろいくらい正反対の回答が返ってくることがあります。
パパは、自分はよくやっている
ママは、旦那はまだまだ全然物足りない
というものです。
では、ここでパパの言い分も聞いてみましょう。
そんなに早く仕事終われないよ!
いくらママから
早く帰ってきて育児を手伝って
と言われても、そんなに早く帰れないよ、が本音でしょう。
それもそのはず、30代40代は仕事の責任も量もとても大きくなります。
自分の仕事も多くなり、さらに部下を抱えて面倒も見なければならないため、早く仕事を片付けることが極めて難しい立場なのです。
また、パパには、
俺は働いて稼ぐことで家庭に貢献している
という自負があります。
そのため、ママと意見が食い違うことが多いのです。
俺、けっこう育児してんじゃん!
帰宅してから、お風呂入れや寝かし付け、土日はご飯を作ったり公園に連れて行ったりするなど精力的に育児を頑張るパパもいます。
でも、ママの平日の日中の負担が大きすぎるためか、あまりいい評価を受けていないこともあります。
このようなケースは、ママの周りのママ友から、もっと育児をしている人のことを聞いていることが多いです。
仕事で疲れている上で育児もがんばっている点は、もう少し評価してあげるとよいでしょう。
一方で、実はパパが思うほどは頑張ってないという自信過剰なケースもあります。
少し育児を手伝うパパに限って、自分は育児をやっている、と思いがちなものです。
このようなパパは、育児を根本的に履き違えていることが多いです。
それは、育児をお風呂やミルクなど単発的なものとして捉えていて、それ以外の時間は関心を示そうとしない。
だから、ほとんどの時間何もしていないのに、自分はイクメンだと思ってしまうのです。
ママがイライラしすぎてやる気なくなる!
ボクの友達には少し気の毒なパパもいます。
仕事から疲れて帰ってくると、いきなりママから、
早く手伝って!
と怒られる。
夜8時に帰宅したら、子どものお風呂と寝かしつけをさせられて、夕飯を食べたのは10時だ
と言った感じです。
ママは日中のワンオペ育児でいつもストレスを抱えていて、家庭内はいつもギスギスした雰囲気。
これでは、お互いに気持ちよく育児をすることは難しいです。
夫婦で負担を分け合おう
ワンオペ育児はママの負担が大きく、夫婦関係や子どもとの関係にもいずれ悪影響が出てきます。
パパはもちろんですが、ママも妥協するところはしつつ、お互いで何が最適かを考えましょう。
得意分野はパパに
あれもこれもパパに頼んでも、パパも全てはできません。
でも、得意な分野なら張り切ってやってくれるはず。
子どもの遊びはもちろん、勉強を見ることもできるでしょう。
そのほかにも、力仕事はパパにお願いしたいところ。
個人的なおすすめは、休日の食材の買い物をパパに行かせることです。
買い物は重労働で、まとめ買いなら10キロを超えるような量になります。
さらに子連れはママの大きな負担になるはずです。
まずは、パパにわかるようにメモを渡して、それを買ってこれたら細かい値段は目をつぶってください。
買い物は何回か行けばコツがわかってきて、無駄なく効率的にできるようになります。
簡単なものからパパに
育児はいきなりは難しいものもあります。
ミルクや離乳食を作って食べさせたりすることなら、簡単に始められます。
さらに、食器洗いや洗濯などの家事も任せていきましょう。
家事の負担が減ることで、ママの気持ちも軽くなるはずです。
男の人は、できないとヘソを曲げることがあるので、はじめは高望みせずに簡単なものからやらせましょう。
パパはおだてて
実は、ほとんどのパパは育児をしなければならないと自覚しています。
そして、できるだけやろうと思っています。
でも、早く帰れなかったり、ママに文句を言われてばかりで、つい育児がおっくうになる人が多いのです。
ママから見たらうまくいかなくてイライラすることもあると思いますが、パパの気分を乗らせて育児に協力させたほうがお互いハッピーです。
イライラをぐっと堪えておだてられれば、パパもイクメンになってくれますよ。
ワンオペ育児って意味不明のまとめ
ワンオペ育児は、ママから見て意味不明なことが多く、その負担は全てママが背負うことになります。
パパに文句を言うのは簡単ですが、それだけでは家族はハッピーになりません。
妥協できるところは妥協して、夫婦の最適なあり方を二人で見つけていきましょう。
育児ストレスの解消方法はこちら。
ワンオペ育児の負担軽減方法についてはこちら。
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