わが子に英語をできるようになってほしいと考えている親はとても多くいます。
でも、英語をできるようになると具体的にどのようなメリットがあるかについて、深く考えている人は案外少ないものです。
なんとなく、英語は大事だ
と考えている人と、
英語ができると子どもにこのようなメリットがある
と理解している人では、おのずと行動も違ってきますし、子どもの英語力にも差が出るでしょう。
せっかく、「英語は大切」ということまで理解しているのだったら、
具体的にどのようなメリットが得られるかまで理解しておいて損はありません。
具体的な英語のメリットを理解することで、より真剣に子どもに英語学習をさせたいと思うようになります。
この記事を読むことで、英語力の高い子が将来得られる具体的なメリットを理解することができます。
英語学習によって将来得られるメリット
では、早速メリットを見ていきましょう。
わかりやすく対象の年齢を記載しました。
その年齢に達するまでにどの程度の英語力があればよいかを把握して、逆算して対応が始められるとよいですね。
推薦入学のチャンス(12歳以降)
今や入試において、英語は最も重要な科目と言っていいでしょう。
それは学校側の採点基準にもはっきりと表れてます。
英検資格取得者には推薦入学を認める学校や、入試での加点をする学校があります。
小学校卒業時点で一定の英語レベルがあると、受験に非常に有利になります。
学校の勉強が楽になる(12歳以降)
今や小学5年生から英語の授業が本格化します。
ただし、やはり勉強が忙しくなるのは中学1年生からでしょう。
レベルも上がりますし、定期テストで順位も出ます。
更に部活動も忙しくなります。
その中で、英語力があれば英語の勉強ははっきり言ってとても楽になります。
わざわざ予習・復習、もしかしたらテスト勉強すらする必要がないかもしれません。
そうなれば、他の教科に力を集中することができて、負担が楽になります。
実は英語力があることで他の科目の成績アップにもつながるのです。
英語の情報が得やすくなる(12歳以降)
今や小学生でもインターネットから情報が得られる時代です。
日々、パソコンやスマホから情報を得ている子どももいるでしょう。
ご存じのとおり、インターネットは世界中につながっています。
しかし、日本人は日本語で検索をしますので、当然ながら触れる記事はすべて日本人向けの物になります。
インターネット上にある英語の記事は、全体の約51%です。
それに対して日本語の記事は全体の約5%で、英語記事の1/10です。
記事数が少ないことも問題ですが、何よりも日本国内の記事に限定されてしまい、知らず知らずのうちに視野が狭くなってしまうことが問題だと思います。
英語力があれば、少しずつでも海外の情報に触れることができます。
勉強と違って、興味のある分野であれば楽しみながら英語力も身につくでしょう。
プログラミング等の他の科目に活かせる(15歳以降)
英語と並んで、現代の子どもたちに必須とされるスキルにプログラミングがあります。
すでに小学校のうちからプログラミングの授業もありますが、プログラムはあくまで日本語で組むことになります。
しかし、実際のプログラムは英語です。
プログラミングのコードには
size 文字の大きさ
red 文字が赤色
body background 背景画像
table 表
など、英語が書けることでプログラミングのコードも理解できるようになります。
英語が得意になればプログラミングも得意になってまさに一石二鳥ですね。
世界の人と繋がれる(15歳以降)
今の時代、SNSの発展により世界中の誰とでもつながることができるようになりました。
SNSというと、どうしても負のイメージがある人も多いかもしれません。
しかし、海外の人が相手であれば直接的な犯罪に巻き込まれたりする可能性も少なくなります。
何よりも、同じ興味を持つ人や、日本のことを知りたがっている外国の人とコミュニケーションが取れれば、とても大きな財産となるはずです。
視野が広がるほか進学時や就職時にもエピソードとして使えます。
親世代にはなかった新しいコミュニケーションの取り方についても、親はアンテナを高くしておくとよいですね。
留学のチャンス(18歳以降)
大学生になると、まとまった時間が取れるようになるため留学する人もいます。
留学には審査があり、英語スキルが高い人はより選ばれる確率が高くなります。
留学は、長期間海外に住んで生活するという貴重な体験です。
語学の習得以外にもさまざまなことを学ぶことができ、間違いなくその人の視野を広げてくれます。
今の時点では留学を考えていないという人も、頭の片隅に置いておいてはいかがでしょうか。
キャリアの幅を広げられる(21歳以降)
最後は、就職に有利であるという点です。
英語を必要とする企業は無数にあります。
それどころか、英語ができるというだけで採用に有利に働くことがほとんどと言っていいでしょう。
これから、ますます企業の海外進出や国際化が進みます。
さらに、オンライン会議などの発達により、英語はコミュニケーションツールとして今よりももっと大切なスキルとなるでしょう。
子どもの仕事の選択肢を狭めないためにも、英語スキルはもはや必須と言えます。
まとめ
誰もがわが子には将来生活に困らずに幸せに過ごしてほしいと願うものです。
英語は、これから先子どもたちが仕事をしていく中で必ず大きな武器になります。
外国語学習の早期化により、今や小学生の頃から英語を勉強するようになりました。
子どもさんが英語に苦手意識をもつ前に、前もって対策ができるといいですね。
ちなみに我が家では幼少の頃からディズニー英語システムの教材を取り組んでいました。
スペリングに関しては英検の受験の際に苦労しましたが
それでも8才の時に英検5級に一発合格しました。
やはり、ネイティブの発音に慣れていたのがよかったと思います。
子どものために何かさせてあげたいと思った方は、まずはサンプルを体験してご自身の目で確かめてはいかがでしょうか。
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