子どもが朝、なかなか起きない。
時間がなくて私も焦るし、
ダラダラしてるから朝から怒ってばっかり。
朝なかなか起きないから朝ご飯を食べない日もあるし、どうすればいいんだろう。
・子どもが朝起きない
・どうやったら早く起きられるの?
・もしかして病気?
この記事を書いているボクは、年間100冊の育児書を8年以上読み続けており、その中から良いと思ったものを
取り入れて、たくさんの実践を繰り返している小学生2児のパパです。
特に朝活動に力を入れているボクが、朝すっきり起きる方法を紹介します。
記事の後半で、我が家の朝ルーティーンを紹介しますが、そんなにできるの?!というくらい充実していますよ。
【子どもが朝起きない!】子どもがすっきり起きる方法<5選>結論
1.子どもが朝起きられない原因の多くは生活習慣
2.悪い生活習慣
・夜更かし
・休日に生活リズムを崩す
・スマホ、テレビの見過ぎ
・日中疲れていない
・夕食の時間が遅い
・風呂の温度が高い
3.子どもが朝早く起きる方法
・朝から日光を浴びて朝食を取る
・「早寝・早起き」ではなく「早起き・早寝」
・寝る前はスマホ、テレビを見ない
・日中は体を動かす
・夕食を早く摂る
・風呂の温度はぬるめ
4.起立性調節障害という病気の可能性もある
子どもが朝起きられない原因
寝る時間が遅い
子どもの寝る時間が遅くなっていることが問題視されています。
必要な睡眠時間は、幼児期(3〜5歳)で11〜13時間、学童期(6〜12歳)で10〜11時間といわれています。
しかし、不足している子どもが多いのが現状です。
寝る時間が遅いと必然的に朝が起きられなくなります。
シンプルですが、最低でも9時間の睡眠を確保するため、早く寝るようにしましょう。
注意点ですが、休み前は少し夜更かしはダメです。
休みの日の朝寝坊もダメです。
リズムが崩れてしまい、月曜日に地獄を味わうことになります。
平日:早寝・早起き
休日:寝坊・夜更かし
これでは、いつまでたっても朝すっきりと起きることはできません。
早寝早起きを土日も習慣化すると、朝、楽に起きられますよ。
寝る直前までテレビやスマホを見ている
夜寝る前にブルーライトを浴びることで体内リズムが崩れ、眠れなくなったり睡眠が浅くなったりしてしまいます。
子供たちの健康な睡眠のためには、夜寝る前にテレビを見せることは極力避けましょう。
テレビが子供に与える影響とは?テレビと子供の良い関係について
寝る直前までテレビやスマホを見ると、すぐに寝付くことができません。
少なくとも眠る30分前までに切り上げたいですね。
日中疲れていない
日中体を動かしていないと、疲れていないのですぐに寝付くことができません。
盲点ですが、子どもが日中体を動かしているか聞いてみましょう。
休み時間に外で遊ぶとか、帰宅してから外で遊ぶとか。
学校行くだけでももちろん疲れますが、運動をさせるとよい睡眠につながりますよ。
夕食が遅い
共働きの家庭が増えたことの影響か、食事の時間が遅い家庭が増えています。
人は、食べ物の消化に約3時間かかると言われています。
夕食の時間が遅いと、睡眠中も胃が活動しているため睡眠の質が下がってしまいます。
風呂の温度が高い
熱い風呂は、交感神経が活発になり快眠を妨げます。
39度のぬるめのお湯に約20分浸かって、リラックスした状態でベッドに入りましょう。
なお、風呂の時間は就寝時刻の約1時間30分前がよいと言われています。
朝すっきり起きる方法を紹介します
朝すっきり起きる方法<5選>
徐々に部屋を明るくしていく
目覚めの時刻に合わせて寝室を徐々に明るくする機能のある照明器具を用いて、
子供たちの目覚めを改善できるかどうか、小学生33名を対象に検証実験を行いました。
その結果、起床時の気分の改善や、家族に起こされることなく自分で起きられる子供が増える、
などの効果を確認しました
光を使ってスッキリ目覚める
夏であればカーテンを開けるだけでよいです。
目覚まし時計だけでは、スムーズに起きられないので、ぜひやってみましょう。
冬ならば、電気を徐々に明るくしていくとよいです。
スマホは寝る2時間前まで
スマホのブルーライトは交感神経を刺激するため、快眠を妨げます。
少なくとも寝る2時間前にはスマホの使用をやめるようにしましょう。
最低でも9時間睡眠を確保する
睡眠時間を確保しなければ、翌朝起きることができません。
必要な睡眠時間は、幼児期(3〜5歳)で11〜13時間、学童期(6〜12歳)で10〜11時間と言われていますが、最低でも9時間は確保できるようにしましょう。
日中はたくさん運動する
日中体を動かすことで、夜ぐっすり眠れるようになります。
体操やジョギングでもよいので、体を動かす習慣を作りましょう。
朝、楽しみをつくる
朝、楽しいことがあると思うと、子どもはすっと起きます。
うちは、土日にゲームをしますが、
「朝Switch」と言って、土日でも6時台にすっと起きてゲームに走ります。
朝からすっきり起きてます。
とはいえ、平日に朝からゲームというわけにはいきませんので、たとえば好きなテレビ(時間がないので短めがよい)の録画を見るのもいいですし、朝ご飯に好きなものを出してあげるのもいいですね。
枕元で「今日の朝ご飯はパンケーキだよ」と言えばテンションも上がりますよね。
つらい朝を楽しい朝に変える意識をもつことも大事ですね。
「早寝・早起き」ではなく「早起き・早寝」の順
これは誤解が多いのですが、「早寝・早起き」の順ではなく「早起き・早寝」の順が正解です。
というのも、生活習慣を見直そうとして「早く寝なさい」とベッドに入っても、眠くなくて寝られない、という状態に陥ってしまうからです。
まずは無理してでも「早起き」する。
すると、その日は寝不足で眠いですよね。
だから、その日は早く寝れるようになる。
ここからリズムを作っていきます。
親も早起き・早寝
子どもは早く寝させても、親が遅くまで起きていると今度は親が寝坊してしまうことも。
自分が朝慌てていると、子どもに対しても余裕を持った対応ができません。
気持ちの良い1日を送るためにも、まずは自分自身も生活習慣を変えていきましょう。
ポイントは、やっぱり寝る前にスマホを見ないことですね汗
ボクも、スマホをお休みモードに設定するとか、画面を暗くするとかいろいろとやってます。
我が家の朝ルーティーンを紹介します
冬バージョン
5:00 部屋の明かり(小)を付ける
5:45 部屋の明かり(大)を付ける
英語の音楽をかけ流す
6:15 抱っこで部屋からリビングへ
YouTube(テレビ接続)で英語の歌2曲
起こして着替え開始
6:25 YouTube(テレビ接続)で授業の進捗に合わせて動画見る
6:35 YouTube(テレビ接続)でダンスを踊る
6:40 近所をランニング
なわとび
6:55 朝食
YouTube(テレビ接続)で動画見る(昔話やビジネス系YouTuber)
7:20 歯みがき等
7:30 家を出る
前日は21:15に寝るのを目標にしています。
約1時間かけてゆっくりと目を覚まさせていきますので、子どもはストレスなく起きることができます。
6:15に声をかけると、眠そうですが動き出します。
これを続けるには、子どもの意志というよりも親の意志が大事です。
仕事が遅いパパでも、朝にできることって案外あります。
「これから仕事なのにやれない」と思うかもしれませんが、朝からほんの少し運動するのもいいですよ。
朝起きない原因は病気の可能性あり。無理はしない
中には、どうしても起きられない子どももいます。
それを、怠けと判断して叱ってしまうかもしれませんが、実は起きられない病気ということもあります。
起立性調節障害は、自律神経系の異常で循環器系の調節がうまくいかなくなる疾患です。
立ち上がった時に血圧が低下したり、心拍数が上がり過ぎたり、調節に時間がかかりすぎたりします。
この疾患は自律神経疾患なので身体的要素以外に、精神的、環境的要素も関わって起こると考えられています。
気になることがあればかかりつけの小児科に相談するとよいでしょう。
誤解から子どもを傷つけることがないよう、気を付けたいものです。
【子どもが朝起きない!】子どもがすっきり起きる方法<5選>まとめ
朝起きられない原因と、朝すっきり起きるための方法を紹介しました。
朝がすっきり起きられないと、1日のパフォーマンスが下がってしまいます。
朝はつらいものだと諦めずに、
親も子どもも朝から笑顔で元気に家を出られるとよいですね。
我が家のルーティーンも、よかったらやってみてください!
上記のルーティーンの他に、我が家にあるおすすめの運動玩具はこちら。
本日の思考力ぷらす
ボクは、毎日、お風呂で子どもたちに「答えのない問題」を出しています。
始めた頃は、とまどっていましたが、今では自分の考えと理由が言えるようになってきました。
✓問題 なんで大人は苦いコーヒーを飲むの?
長男:かっこつけたいから。
次男:健康にいいから
さらに、これからの時代、子どもの将来の選択肢を広げるためには、プログラミング技術は必須となってきます。
興味のある方は無料体験ができます。
自宅にいながら本格的プログラミング学習|Tech Kids Online Coaching
コメント
[…] […]
[…] 一度悪い習慣がつくとなかなか直すのが難しいため、小学校一年生になるタイミングで規則正しい生活スタイルを身に付けるようにしましょう。 早寝・早起きについてはこちら。 https://jissenpapa.com/2021/02/15/%e3%80%90%e5%ad%90%e3%81%a9%e3%82%82%e3%81%8c%e6%9c%9d%e8%b5%b7%e3… […]
[…] 一度悪い習慣がつくとなかなか直すのが難しいため、小学校一年生になるタイミングで規則正しい生活スタイルを身に付けるようにしましょう。 早寝・早起きについてはこちら。https://jissenpapa.com/2021/02/15/%e3%80%90%e5%ad%90%e3%81%a9%e3%82%82%e3%81%8c%e6%9c%9d%e8%b5%b7%e3… […]