【小学3年生:総合】わたしたちのまちの発表のまとめ方【実例付き】

小学校教員
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「小3の総合的な学習の授業で『わたしたちのまち』の発表をすることになったけど、どうやってまとめたらよいかわからない」という方は、ぜひご覧ください。

担任の先生や、保護者のみなさんにとって、発表の授業は大きな負担になります。

今回は、小学3年生の総合的な学習の時間の授業で行う「わたしたちのまち」の授業の、調べ学習から発表用紙にまとめるまでのテクニックを、実例を交えて解説していきます。
特に、学校の先生に向けて書きましたので参考にしていただければと思います。

この記事を書いているボクは、年間100冊の育児書を8年以上読み続けており、良いと思ったものを取り入れて、たくさんの実践を繰り返している小学生2児のパパです。

この記事は、現役の小学校教員の友人の協力を得て作成しましたので、信頼性の高い記事となっています。

先にポイントをお伝えします

『わたしたちのまち』の発表に必要なテーマは、以下の5つです。
クラスを5グループに分け、さらにグループごとに役割分担をします。
1.まちの概要(人口、面積、人口密度、重要な施設、町のいいところ等)
2.まちの公共的施設(公園、道路、公民館など)
3.まちの地理的側面(面積や農業、工業など特徴的のあるもの)
4.まちの歴史的・文化的側面(寺、神社、伝統行事、商業施設)
5.小学校の概要(学校の歴史、児童数、特徴など)

発表までの流れ

発表までの想定期間

1学期の社会科「まちたんけん」の授業で、学区の地図や、学校のまわりには何があるのかを大まかに理解していることを前提に想定期間を作成しました

1.授業全体の概要を説明する  1時間
2.児童に希望を聞き取る    1時間
3.調べ学習          2時間
4.資料分析          2時間
5.発表用紙・原稿作成     5時間
6.発表練習          1時間
7.発表            1時間
計              13時間

「3.調べ学習」「4.資料分析」「5.発表用紙・原稿作成」の工程は、時間が大きく変動する可能性があります

グループ分けをする

クラスを、5つのテーマに応じて5グループに分けることを伝える
5つのテーマの概要を説明し、児童に調べたいテーマを選択させる

第1希望から第3希望までのテーマと、希望理由を記入した紙を提出させます
児童の能力が均等になるようにグループ編成する必要があるため、その場では決定せず、次回授業時にグループ編成を発表します

大まかな役割を決める

グループ編成が決まった後、個人の役割を決めます。
5つのテーマをさらに児童の数に応じて4~6程度の小テーマに細分化します。
既に、調べたい小テーマが決まっている児童はよいですが、まだ決まっていない児童のために、あらかじめ教師が小テーマを用意しておくとスムーズに調べ学習に進むことができます

小テーマを決めるにあたり、「昔・今・将来の時間の流れ」と「市内におけるまちの位置づけ」という視点でまとめるとよいです。

小テーマの参考例です。

大テーマ 小テーマ
まちの概要 町ごとの人口、面積、人口密度等 重要な施設 町のいいところ、課題 人口の推移や高齢化 今後のまちについて
公共的施設 地区内にある公園 主要な道路 交番 公民館の活動 病院
地理的側面 位置 さかんな農業 さかんな工業 山や川など 交通機関
歴史的・文化的側面 神社 伝統行事 まちの歴史 商業施設
小学校 児童数、教室数 市内の小学校との比較 学校の歴史 特徴的な施設や遊具 今後どのような学校にしたいか

調べ学習の進め方

インターネットで調べる

パソコン室で小テーマについて、インターネットで調べます。
ただし、すべての事項がインターネットで検索できるわけではありません
地元のお寺や神社、小学校の歴史などは載っていないことが多いです。

インターネットで検索できるもの
・人口、面積、人口密度、高齢者数
・さかんな農業、工業
・アンケート調査結果

図書室・図書館で調べる

地元のことは書籍の方が詳しい情報が得られる場合が多いです。
必要な資料がどの書籍に載っているかはわからないため、図書館の職員の方に尋ねるとよいでしょう
市町村が発行している広報もけっこうオススメです

現地に行く・インタビューをする

書籍と同様に重要な情報となるのが、実際に現地を歩いて見ることと、インタビューをすることです。
地元に昔から住んでいる人はたくさんの情報を持っています
例えば、地元の工業のことを調べるには、実際に働いている人に聞くのが一番正確です。

たくさん歩いて情報を集めましょう。
インターネットや本で得た知識よりも、生きた情報なのでおもしろいですよ

発表原稿・発表用紙のまとめ方

発表用紙・原稿の書き方

情報を収集したら、いよいよ発表用紙の作成です。

箇条書きで書く

用紙は要点だけを記入するようにします。
たまに、文章で書いてしまう児童がいますが、見やすさを考えてなるべく字の量を少なくすることを心がけます。

感想を入れる

調べたことだけで終わってしまうと、児童のオリジナリティーが発揮できません
必ず、調べてみて思ったことや感想を発表させるようにしましょう。

発表練習

暗記させる

できるだけ原稿を暗記させます。
その理由は、発表の際に前を向くことができるからです。
ただし、中にはどうしても暗記できない児童や当日緊張して忘れてしまうもいますので、発表用紙の裏に原稿を貼るなどしておきましょう

前を向いて大きな声で発表する

発表の基本ですが、前を向いて大きな声で発表するよう意識させましょう
体育館など広い場所で発表する場合は、特に大きな声で発表する必要があります。
また、発表する本人は気付きにくいですが、下を向いて発表すると印象がよくありません
発表練習の様子をビデオに録画して児童に見せるなど、自分の姿を客観的に見ることも大切です

児童が喜ぶごほうびスタンプ。

まとめ

「わたしたちのまち」の発表では、まちを5つのテーマに分けて構成を考えるとスムーズにいきます。
実際の調べ学習では、情報がどこにあるかわかりづらかったり、難しい漢字が出てきたりするなど、児童だけの力では限界が出てきます。
その場合は、教員の適切なサポートや保護者の方の力を借りながら進めていきましょう。

本日の思考力ぷらすボクは、毎日、お風呂で子どもたちに「答えのない問題」を出しています。
始めた頃は、とまどっていましたが、今では自分の考えと理由が言えるようになってきました。問題 野球とサッカー、冬に向いていないのはどっち?

長男:答え わからない。

次男:答え 野球
理由 すべるから。

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