「周りの子どもは逆上がりができるのに、うちの子どもはまだできない」
「逆上がりの練習方法を知りたい」
「っていうか私も逆上がりできないし」
子どもの逆上がりの練習方法を知りたいと思っている保護者の方は、ぜひご覧ください。
逆上がりは、苦手な子どもが多い種目です。
早い子どもは年少・年中くらいから逆上がりができるようになりますが、小学校中学年になっても逆上がりができない子どももいます。
保育園のうちから逆上がりができる必要はないと思いますが、小学校に入学すると体育の授業で鉄棒があります。
「自分だけできない」と思うと、子どもは体育嫌いになってしまう恐れもあります。
できるだけ早いうちにできるようになるとよいですね。
逆上がりの練習方法のコツってあるの?
逆上がりの練習方法って、子どもに教えづらいですよね(笑)
でも、安心してください。
ボクは、小学校に入学したばかりの子どもにYouTubeで逆上がりの練習方法を教えたら、わずか1週間でできるようになりました。
この記事を書いているボクは、年間100冊の育児書を8年以上読み続けており、良いと思ったものを取り入れて、たくさんの実践を繰り返している小学生2児のパパです。
子どもたちと毎日運動をしているボクが、子どもが逆上がりができるようになった練習方法をお伝えしたいと思います。
子どもが1週間で逆上がりができた練習方法
息子は、保育園の頃は逆上がりができませんでした。
小学校に入学したので、我が家にある室内用鉄棒を使って練習を開始しました。
早速、息子に逆上がりをさせてみましたが、全然できそうにありませんでした。
逆上がりのYouTube動画を見る
なぜYouTube動画での練習方法を選んだのか
我が家では、かけっこやとび箱、マット運動などあらゆる練習方法時で、YouTube動画を取り入れています。
理由1:運動の専門家が教えてくれる
体操教室の先生や、元スポーツ選手など専門家のアドバイスは極めて的確です。
はっきり言って、自宅に道具さえそろっていれば、運動教室に通うのと遜色ありません。
理由2:百聞は一見にしかず
子どもが運動していると、親はいろいろとアドバイスをします。
もっとスピードを速く!
足を高くあげて!
もっと思いっきりやって!
残念ながら、これらのアドバイスは子どもを混乱させます。
子どもは、親のアドバイスに必死に応えようと頑張りますが、言葉だけでは動きのイメージが伝わらないので、かえってぎこちない動きになってしまいます。
アドバイスした後に、子どもに困ったような顔をされたことはありませんか。
運動は、言葉で説明を聞くよりも、実際に動きを見た方がはるかに理解がよいです。
YouTube動画は、動きを解説付きで説明してくれます。
すごくわかりやすいです。
理由3:手軽で無料
YouTube動画であれば、すぐ見れるし無料です。
子どもが「やりたい」と思ったときに、すぐ始められると、子どものモチベーションを保つことができます。
理由4:親が指導すると感情的になる
我が子を指導していると、親にも力が入ります。
黙って見守ることができればよいのですが、現実はそうもいきません(汗)
子どもについ厳しい言葉を投げかけてしまうこともあります。
中には親の言葉に傷ついて、運動することをイヤになってしまう子どももいます。
楽しく続けるためにも、第三者による適切な指導が必要だと思います。
以上4つの理由から、我が家ではYouTube動画による練習方法を取り入れています。
子どもは、自分の苦手な種目なので真剣に見ますよ。
逆上がりの練習に使用した動画はコレ
逆上がりの練習用に選んだ動画はコレです。
体育の「くま先生」の「さかあがりができるための4つのコツ!【鉄棒】【逆上がり】」です。
7分の動画です。
動画の紹介は後ほど。
我が家では、YouTubeはテレビ接続で見ます。
みんなで見ることができるし、視力低下の心配もなくなります。
逆上がりの練習する
逆上がりをするために必要な筋力はクリアしていた
くま先生の別の動画で解説があったのですが、逆上がりをするためには自分の体を支える腕の力が必要です。
ひじを曲げながら鉄棒に10秒間つかまっていられるか
ちなみに、逆上がりは「腕の力が十分発達しているかどうか」をチェックするために設けられた技だったようなので、やはり腕の力は必須です。
息子は、無事クリアできました。
5日間、1日30分~60分の練習
元々、練習の日程を決めていたわけではありません。
すべて息子が自分から練習した時間が、結果的にこれくらいの量だったというだけです。
練習の姿を録画して自分で見る
逆上がりの練習した日は必ず録画して自分の姿を確認
自分の姿をチェックすることが、できるようになるための早道です。
練習の様子をビデオで撮って、テレビ画面で見ました。
これは、鉄棒だけでなくあらゆる運動に適用できますよ。
逆上がりのYouTube動画の特徴
コーチの紹介
くま先生は、日体大出身の方で、宮城県と千葉県を中心に体操教室を開いています。
また、鉄棒の他にもとび箱やマット運動などさまざまなYouTube動画を配信している体育Youtuberです。
この逆上がりの動画を選んだ理由
子どもが見てわかりやすい
子どもと一緒に動画を見ることを前提に考えた時に、1番大切なことは、「子どもが見てわかりやすいこと」です。
親だけが理解していても意味がありません。
この動画は、小さな子どもが見ても分かりやすいように作られています。
いろいろな動画を見て思うことは、子ども向けに作られているのか、大人向けに作られているのか分かりづらい動画があるということです。
まして、逆上がりは基本的には小さな子ども向けです。
小さな子ども向けに解説するのであれば、難解な言葉や表現をなくし、ポイントを少なく絞る必要があります。
この動画では、逆上がりのポイントを4つに絞り、さらにその一つ一つをシンプルに解説しています。
逆上がりの失敗例を動画で説明しれくれる
もう1つ重要だと思ったのが、失敗例の解説があることです。
「こうやるとできる」という解説はもちろん必要ですが、「こうやるとできない」ということも同じくらい必要です
失敗例は、まさに息子の姿と重なります。
すぐに言われた通りにできるようにはなりません。
しばらくは悪いクセがついているからです。
「こうやるとできない」を親が知っておくのはとても大切だと思いました。
以上の理由から、ボクはこの動画を選びました。
逆上がりの4つのコツ
くま先生の動画の中で、逆上がりの4つのコツを紹介しています。
4つのコツのどれが欠けても逆上がりはできません。
足をチョキにする
初めの足を置く位置を「チョキにする」と表現しています。
足を前後にすることで、足がけり上げやすくなります。
「チョキ」の後ろ足をけり上げればいいのです。
サッカーボールをける足を後ろにして、けり上げる
息子は、これで、足の位置とけり上げ方のイメージがつかめました。
鉄棒に近づく
鉄棒から体が離れていると、そのまま足を上げると鉄棒にぶつかるため、自然と足が前の方に出る。
だから足が上がらない。
「前上がり」ではなく「逆上がり」。
逆さまになるためには、鉄棒に体を近づける。
これで、息子の体は鉄棒にぴったりくっつくようになりました。
ひじを曲げ続ける
ひじが伸びると、鉄棒との距離が遠くなるため逆さまに回ることが難しくなります。
逆上がりをするためには、ひじを曲げ続ける必要があります。
しかし、ひじを曲げ続けるとは、自分の体を支える腕の力が発達しているということです。
曲げ続けることができない場合は、まず腕の力を付ける必要があります。
斜め上を見続ける
足は、目線の方向に向きます。
前を向いて逆上がりをすると、目の高さまでしかあがりません。
斜め上を見続ければ、足が高く上がります。
さらに目線が後方を向くので、足も後方に回りやすくなります。
視線については、気付く人が少なく、前方や下を見てしまっている子どもも多いそうです。
すごくシンプルな理屈ですよね。
この4つのコツを意識して、息子の練習が始まりました。
成長の過程をお見せします
(逆上がり練習初日)鉄棒までの距離は40cm
これが初日の練習し始めたときの様子です。
ひじが伸びきってしまい、お尻が重くて持ち上がりません。
鉄棒まではあと40cm・・・。
早速、くま先生の動画を見て4つのコツを意識しました。
(逆上がり練習2日目)少しだけひじが曲がってきた
足の位置は少し高くなりました。ひじも少し曲げられるようになりました。
(逆上がり練習3日目)腰が上がってきた
目に見えて大きな成果が出ました。
今まで低空飛行を続けていた腰の位置が高く上がるようになりました。
(逆上がり練習4日目)あと少し!
4日目の練習の日。
腰の位置と鉄棒の高さがほぼ同じ高さに!
息子も俄然やる気になっています。
(逆上がり練習5日目)感動の成功
ついに逆上がりができました!
この日は約1時間練習して、ついに感動の瞬間が!
あの「クルンっ」って回れた瞬間の感触がうれしかったのでしょう。
息子と満面の笑みでハイタッチ!
練習開始してから1週間後の出来事でした。
逆上がりの練習方法まとめ
小学1年の頃の息子が、YouTube動画だけで逆上がりができるようになった姿を見ていただきました。
運動は、本人が動きのイメージを理解しないとうまくできません。
動きをイメージするためには、動画で見本を見るのが一番です。
YouTubeには優れた動画がたくさんあります。
自分の子どもに合うもので、わかりやすいものを選ぶとよいです。
たくさん褒めて、楽しみながらがんばりましょう。
我が家にあるその他の運動玩具はこちらです。
ボクは、毎日、お風呂で子どもたちに「答えのない問題」を出しています。
始めた頃は、とまどっていましたが、今では自分の考えと理由が言えるようになってきました。
問題:『クモの糸』という有名な話があります。タイトルだけでどんな話か想像しよう。
長男:答え クモが糸を出せるようになる話。
次男:答え わかんない。
この問題は、部屋の天井からクモの糸が垂れ下がっているのを見つけ、子どもがギャーギャー騒いでいたところから思いつきましたw
でも、ムズすぎました・・・。後日、YouTube動画でアニメ「クモの糸」を見ました。
運動面も勉強面も子どもに頑張ってほしいという方も多いと思います。
子どもの自学自習を応援したい方はこちらをご覧ください。
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